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試験 AZ-103:Microsoft Azure Administrator について

Last updated at Posted at 2019-06-05

概要

試験時間・・・180分(+冒頭オリエンテーション30分)
問題数・・・・40-60問
合格点・・・・700点以上

・日本語公式ページ
https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/exam-az-103.aspx

・試験のポリシーと FAQ
https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/certification-exam-policies.aspx

・認定パスの簡素化: Azure 管理者アソシエイツ (AZ-103)
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/2019/03/21/simplifying-the-certification-path-for-microsoft-certified-azure-administrator-associate/

試験範囲は以下の通り。

範囲

  1. Azure サブスクリプションとリソースの管理(15〜20%)
  2. ストレージの作成と管理(15〜20%)
  3. 仮想マシン(VM)の展開と管理(15〜20%)
  4. 仮想ネットワークの設定と管理(30-35%)
  5. アイデンティティ の管理(15-20%)

出題割合は4が多い。
以下、個々の範囲を確認。

Azure サブスクリプションとリソースの管理(15〜20%)

  1. Azure サブスクリプションを管理する
    • 管理者権限を割り当てる
    • コストセンタークォートとタグ付けを設定する
    • Azure サブスクリプションレベルで Azure サブスクリプションポリシーを設定する
  2. リソース使用率および消費量を分析する
    • リソースの統計設定を構成する
    • リソースのベースラインを作成する
    • アラートの作成、停止
    • サブスクリプション全体のアラートを分析する
    • サブスクリプション全体のメトリクスを分析する
    • アクショングループを作成する
    • 未使用のリソースを監視する
    • 使用済み監視
    • 使用済みについてのレポート
    • ログ検索クエリ機能を活用する
    • ログ分析のアラートを見る
  3. リソースグループを管理する
    • リソースグループのAzure ポリシーを使用する
    • リソースロックを設定する
    • リソースポリシーを設定する
    • 監査要件を特定する
    • リソースグループにタグ付けを実装しセットする
    • リソースグループ全般からリソースを外す
    • リソースグループを削除する
  4. 管理済みロールベースアクセスコントロール (RBAC)
    • カスタムロールの作成
    • ロールのアサインによる Azure リソースへのアクセスの設定
    • Azureへの管理アクセス設定、RBACのトラブルシューティング、RBACポリシーの実装、RBACロールの割り当て

ストレージの作成と管理(15〜20%)

  1. ストレージ アカウントの作成および構成
    • ストレージアカウントへのネットワークアクセスを設定する
    • ストレージ アカウントの作成および構成
    • 共有アクセスシグネチャを生成
    • Azure Storage Explorer をインストールし使用する
    • アクセスキーを管理する
    • ログ分析を使用してアクティビティログを監視
    • Azure ストレージレプリケーションを実装する
  2. データを Azure にインポートおよびエクスポートする
    • Azure ジョブからのエクスポートを作成する
    • Azure ジョブからのインポートを作成する
    • Azure Data Boxの使用
    • Azure Blob Storage の設定と使用
    • Azure コンテンツデリバリーネットワーク (CDN) エンドポイントを設定する
  3. Azure ファイルの設定
    • Azure ファイル共有を作成する
    • Azure File Sync サービスを作成する
    • Azure 同期グループを作成する
    • Azure File Sync のトラブルシューティング
  4. Azure バックアップの実装
    • バックアップレポートを設定および確認する
    • バックアップ操作を実行する
    • Recovery Services Vault の作成
    • バックアップポリシーを作成し設定する
    • レストア操作を実行する

仮想マシン(VM)の展開と管理(15〜20%)

  1. Windows および Linux 用の VM の作成と構成
    • 高可用性の設定
    • 監視、ネットワーキング、ストレージ、仮想マシンサイズの設定
    • スケールセットをデプロイし設定する
  2. VM の自動デプロイメント
    • Azure Resource Manager (ARM) テンプレートの変更
    • 新規 VM のロケーションを設定する
    • VHD テンプレートを設定する
    • テンプレートからデプロイする
    • ARM テンプレートとしてのデプロイを保存する
    • Windows と Linux VM をデプロイする
  3. Azure VM の管理
    • データディスクを追加する
    • ネットワークインターフェースを追加する
    • カスタムスクリプト拡張を利用し、PowerShell Desired State
    • Configuration(DSC) と VM Agent を使用しての構成管理を自動化する
    • VMサイズの管理。あるリソースグループから別のものに VM を移行する
    • VM をデプロイする。
  4. VM バックアップの管理
    • VM バックアップを設定する
    • バックアップポリシーを定義する
    • バックアップポリシーを実装する
    • VMリストアを実行する
    • Azure Site Recovery

仮想ネットワークの設定と管理(30-35%)

  1. 仮想ネットワーク間の接続を作成する
    • VNET ピアリングを作成し設定する
    • VNET に VNET を作成し設定する
    • 仮想ネットワーク接続を検証する
    • 仮想ネットワークゲートウェイの作成
  2. 仮想ネットワークの実装と管理
    • プライベート IP アドレスとパブリック IP アドレス、ネットワーク ルート、ネットワーク インターフェイス、サブネット、および仮想ネットワークを構成する。
  3. 名前解決を設定する
    • Azure DNSを設定する
    • カスタム DNS 設定を構成する
    • プライベート及びパブリック DNS ゾーンを設定する
  4. Network Security Group (NSG) の作成と構成
    • セキュリティ ルートを作成する
    • サブネットもしくはネットワークインターフェースへ NSG を関連付ける
    • 必要なポートを識別する
    • 有効なセキュリティルールを評価する
  5. Azure Load Balancer の実装
    • 内部負荷分散の設定、負荷分散ルールの設定、パブリック負荷分散の設定、負荷分散のトラブルシューティング
  6. 仮想ネットワークの監視とトラブルシューティング
    • オンプレミス接続の監視。ネットワークリソース監視の使用。ネットワークウォッチャーの使用。外部ネットワーキングのトラブルシューティング。仮想ネットワーク接続のトラブルシューティング
  7. Azure virtual networkにおけるオンプレミス ネットワークの統合
    • Azure VPNゲートウェイの作成と設定。サイトツーサイトVPNの作成と設定。Express Routeの設定。オンプレミス接続の検証。Azureでのオンプレミス接続のトラブルシューティング

アイデンティティ の管理(15-20%)

  1. Azure Active Directory (AD) を管理する
    • カスタムドメインの追加
    • Azure AD 参加
    • セルフサービスパスワードリセットの設定
    • 複数のディレクトリを管理する
  2. Azure AD オブジェクト (ユーザー、グループ、およびデバイス) の管理
    • ユーザーとグループを作成する
    • ユーザーとグループプロパティを管理する
    • デバイス設定を管理する
    • 一括ユーザーアップデートを実行する
    • ゲストアカウントの管理
  3. ハイブリッド アイデンティティの実装と管理
    • パスワードハッシュとパススルー同期を含むAzure AD Connect のインストール
    • オンプレミス Active Directory Domain Services (AD DS) とのフェデレーション設定に Azure AD Connect を使用する
    • Azure AD Connect の管理
    • パスワード同期とライトバックの管理
  4. Multi-Factor Authentication (MFA) の実装
    • MFAのユーザーアカウントの設定、バルク更新を使用したMFAの有効化、詐欺アラートの設定、バイパスオプションの設定、信頼済みIPの設定、検証メソッドの設定

学習リソース

AZ-100に追加されたAZ-101の試験範囲

AZ-103は旧AZ-100+旧AZ-101。
AZ-100に以下設問が、AZ-101から追加された試験がAZ-103。

  • 1.4 管理済みロールベースアクセスコントロール (RBAC) from AZ101 4.2
  • 4.5 Azure Load Balancer の実装 from AZ101 3.2
  • 4.6 仮想ネットワークの監視とトラブルシューティング from AZ101 3.3
  • 4.7 Azure virtual networkにおけるオンプレミス ネットワークの統合 from AZ101 3.4
  • 5.4 Multi-Factor Authentication (MFA) の実装 from AZ101 4.1

感想

  • 2019/5/1から、AZ-100の内容にAZ-101の内容が一部追加されて開始されたとのこと
  • AZ-103合格で、Microsoft 資格:Azure 管理者アソシエイツ認定される

参考

Microsoft Learn

以上

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