Hashのこんな使い方

RubyのHash、僕が知らなかっただけかもしれないですが、便利な使い方を発見。

initializeでブロックを渡す

ブロックを渡すと、 [] でアクセスした時にそのブロックが評価されるようになります。
使用例：

require 'uri'
uri = Hash.new do |hash, key|
  puts 'evaluated'
  hash[key] = URI.parse(key) rescue nil
end

host = uri['http://google.com'].host
#=> evaluated
puts host
#=> google.com

host = uri['http://google.com'].host
#=>何も出力されない
puts host
#=> google.com

p uri
#=> {"http://google.com"=>#<URI::HTTP:0x0000010718edb0 URL:http://google.com>}

key に対するアクセスに対して、自身にその key がセットされていなければブロックを評価、ブロックには自身の hash も渡されるので、 hash にsetすることもできる。

コレ結構便利で、例えばDBへの処理を、同じクエリに対して複数行わないように結果をキャッシュするといった時、

require 'mysql2'

client = Mysql2::Client.new

db = Hash.new do |data, sql|
  data[sql] = client.query(sql).to_a
end

# example
# 一回目はクエリが走る
user = db['SELECT * from users where id = 1']

# 二回めはクエリが走らない
user = db['SELECT * from users where id = 1']

みたいなことが可能です。

もう1年くらいrubyやってるのに知らなかった…