数式をきれいに表示する方法１（統計）

目的：

主に数字分析、統計分析で使う数式をきれいに表示させる方法について説明します。

理由：

Webページで数式がきれいに表示させる方法はTeX(「テフ」と読む)、またはLaTeX（「ラテフ」と読む）があります。
統計、分析を説明するとき、特化したページがあれば便利だと思い紹介します。

$ ※ $ Tex（テフ）はギリシャ語の
「τέχνη（テクネ）」から由来するそうです。
意味は、「（技術、芸術など）わざ」全般を指すようです。

表示説明

足し算

$ 1 + 1 = 2 $

$ 1 + 1 = 2 $

コピー用

$  +  = $

引き算

$ 5 - 1 = 4 $

$ 5 - 1 = 4 $

コピー用

$  -  = $

割り算

$ 3 \div 5=0.6　$

$  3 \div 5=0.6　$

\div　を挿入します。

コピー用

$  \div  = $

分数

$ \dfrac {21}{45}　$

$  \dfrac {21}{45}　$

\dfrac　を挿入します。

コピー用

$  \dfrac  = $

小カッコ,丸カッコ( )

$ \left( a + b \right)　$

$ \left( a + b \right)　　$

左側の「(」 が \left(、右側の「)」が\right) になります。

コピー用

$  \left(   \right) $

中カッコ、波カッコ　{ }

$ \{ \left(a + b \right)\left(c + d \right) \}　$

$  \\{  \left(a + b \right)\left(c + d \right) \\}　$

左側の「{」 が \{、右側の「}」が\right) \} になります。

コピー用

$  \\{    \\} $

大カッコ、角カッコ　[ ]

$ [ a + b ]　$
$ \lbrack a + b \rbrack　$

$  \[  a + b  \]　　$
$  \lbrack  a + b \rbrack　$

左側の「[」 が [、右側の「]」が] になります。
または、
左側の「[」 が \lbrack、右側の「]」が\rbrack になります。

コピー用

$  \[      \] $

上付き文字，下付き文字

上付き文字は、例えば、指数を表示させるときによく使うと思います。
$ x^{2} $

$ x^{2} $ 

コピー用

$  ^{} $

下付き文字は、例えば、文字の添字に使うことが多いと思います。
$a_{1}, a_{2}$

$a_{1}, a_{2}$

コピー用

$  _{} $

総和（シグマ）

$ \displaystyle \sum_{i = 1}^{n} $

$ \displaystyle \sum_{i = 1}^{n} $

$ \sum $

$  \sum $

平方根

$ \sqrt {x} $

$  \sqrt {x} $

コピー用

$  \sqrt {} $

三乗根

$ \sqrt [3]{x} $

$ \sqrt [3\]{x} $

積分

$ \displaystyle \int_{a}^{b} $

$ \displaystyle \int_{a}^{b}  $

コピー用

$   \displaystyle \int_{}^{} $

統計の教科書で紹介される数式も紹介する予定でしたが
内容が多くなってしまったため、次に紹介したいと思います。

参考

■はてなブログで記事中に数式を書く方法【TeXの簡単な使い方と支援サイト】
https://www.sunsunfine.com/entry/tex-on-hatenablog

■Texによる数式表現6～確率・統計
https://atatat.hatenablog.com/entry/2020/05/01/230319