Node.js
nodejs
HTTPS
Koa
http2

Koaで構築したサーバをHTTPS/HTTP2化する

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Koa とは

Node.js 用の Web フレームワークです
Node.js 用の Web フレームワークと言えば express が有名ですが、そのメンバーが作っているようです
Generator が使えるのが特徴です

サンプル

公式サイトにあるサンプルソースです

app.js
const koa = require('koa');
const app = koa();

app.use(function *(){
  this.body = 'Hello World';
});

app.listen(3000);

node app.js を実行し、「 http://localhost:3000 」にアクセスすると

HelloWorld.png

このように「Hello World」が表示される
このサンプルを HTTPS/HTTP2化 していきたいと思います

証明書の作成

今回はローカル環境を対象にしますので、オレオレ証明書でいきます
OpenSSL がインストールされていることが前提です

秘密鍵の作成

openssl genrsa 2048 > server.key

# 秘密鍵をパスフレーズで保護する場合、暗号化するためのオプションを追加する
# -des, -des3, -aes128, -aes192, -aes256 等が選択可能

CSR(証明書の基になる情報)の作成

openssl req -new -sha256 -key server.key -out server.csr

証明書の署名アルゴリズムに SHA-1 を使っている場合、2017年以降通信できなくなるので
-sha256 を指定する

証明書(公開鍵)の作成

openssl x509 -in server.csr -out server.crt -req -signkey server.key -sha256 -days 3650

-days で証明書の有効期限を設定します
オレオレなので10年にしました

HTTPS化

HTTPS化する場合は、すでにモジュールが Node.js に組み込まれているので前準備は必要ありません

app.js
const koa = require('koa');
const app = koa();
const https = require('https');
const fs = require('fs');

const options = {
  key: fs.readFileSync('server.key'), // 作成した秘密鍵のパスを指定し読み込む
  cert: fs.readFileSync('server.crt') // 作成した証明書のパスを指定し読み込む 
};

app.use(function *(){
  this.body = 'Hello World';
});

https.createServer(options, app.callback()).listen(3000);

app.callback() を呼ぶと createServer に渡す callback を返してくれます

また、秘密鍵をパスフレーズで保護している場合は下記のように指定します

const options = {
  key: fs.readFileSync('server.key'),
  cert: fs.readFileSync('server.crt'),
  passphrase: '秘密鍵作成時に指定したパスフレーズ'
};

node app.js を実行し、「 https://localhost:3000 」にアクセスすると

HelloWorld-https.png

https 接続できていることがわかります

HTTP2化

基本は HTTPS と同じですが、http2 モジュールのインストールが必要です

npm install http2

これで準備完了です

app.js
const koa = require('koa');
const app = koa();
const http2 = require('http2');
const fs = require('fs');

const options = {
  key: fs.readFileSync('server.key'),
  cert: fs.readFileSync('server.crt')
};

app.use(function *(){
  this.body = 'Hello World';
});

http2.createServer(options, app.callback()).listen(3000);

https の部分が http2 に変わっただけですね

node app.js を実行し、「 https://localhost:3000 」にアクセスし、Developer Tools で確認すると

HelloWorld-http2.png

http2 接続できていることがわかります