4
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【無料ツールレビュー】App Storeに出す前のプライバシーポリシー・利用規約どうすればいい?

Last updated at Posted at 2019-11-17

目的

App Storeにアプリを載せるためにプライバシーポリシー (通称「プラポリ」)が必要になります。
利用規約は必要ではない?みたいですが、ある程度規模のあるアプリ/課金系の場合、あると安心ですね。

読んでよかった本

インターネット上にサービスを展開している人全員に読んでほしい本です。

  1. 利用規約
  2. プライバシーポリシー
  3. 特定商取引法に基づく表示
    という三種の神器についてわかりやすく解説してくれます。

結局、こういったものは自分を守る「武器」ですから。

【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方
Amazonで3000円以下で買えるよ

結局どう書けばいいん?

1. がちテンプレを使う

上にすすめた本(『【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方』)からでもテンプレート(日本語・英語両方) をダウンロードできるが、かなり詳しく書いてあるため、まだコンセプトが定まっていないサービスだと書きづらく感じるかもしれない。

2. 無料ツールを使う

色々使ってみたので感想を書く。
英語のプライパシーポリシー/規約を出すことを想定しています。
どのツールでも、利用規約 (Terms and Conditions)とプライバシーポリシー (Privacy Policy)をセットで作れることが多いようです。

Termly (おすすめ😍)

https://app.termly.io
image.png

GOOD: tooltipsや、専門用語の解説が親切なので使いやすい。ヨーロッパのGDPRやアメリカの法律に対応できる。項目ごとに"in short"みたいなサマリーがあってユーザにとって読みやすい。
BAD: アカウントを作らないといけない

GetTerms.io

App Privacy Policy Generator

GOOD: 開発者にとって使いやすいUI、開発者が積極的にリポジトリを更新している

BAD: あくまでOSSなので、開発者は法律の専門家じゃない。
GitHubのissuesを見た限り、GDPRの対応(個人情報の保存期間の指定, etc) などはまだ足りていないようだ。

Free Privacy Policy

GOOD: 色々対応している。アカウント登録もいらなかった?みたいなので、Basic機能だけでよければすぐ作れる。
BAD: GDPR対応は結局課金オプションになるので、Freeじゃないです...。

決めたあと

利用規約/ プライバシーポリシーはアップデートしやすいように、アプリ内ではなくどこかにhostしたほうがいいと言われる。(もちろん、改訂した場合、改訂した日付の表記とユーザーへの通知は必要)
サービスのウェブサイトを持っていない場合、Note/ Wix/ Firebaseappなどで静的ページとして表示。

References

4
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?