目的
App Storeにアプリを載せるためにプライバシーポリシー (通称「プラポリ」)が必要になります。
利用規約は必要ではない?みたいですが、ある程度規模のあるアプリ/課金系の場合、あると安心ですね。
読んでよかった本
インターネット上にサービスを展開している人全員に読んでほしい本です。
- 利用規約
- プライバシーポリシー
- 特定商取引法に基づく表示
という三種の神器についてわかりやすく解説してくれます。
結局、こういったものは自分を守る「武器」ですから。
【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方
Amazonで3000円以下で買えるよ
結局どう書けばいいん?
1. がちテンプレを使う
上にすすめた本(『【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方』)からでもテンプレート(日本語・英語両方) をダウンロードできるが、かなり詳しく書いてあるため、まだコンセプトが定まっていないサービスだと書きづらく感じるかもしれない。
2. 無料ツールを使う
色々使ってみたので感想を書く。
英語のプライパシーポリシー/規約を出すことを想定しています。
どのツールでも、利用規約 (Terms and Conditions)とプライバシーポリシー (Privacy Policy)をセットで作れることが多いようです。
Termly (おすすめ😍)
GOOD: tooltipsや、専門用語の解説が親切なので使いやすい。ヨーロッパのGDPRやアメリカの法律に対応できる。項目ごとに"in short"みたいなサマリーがあってユーザにとって読みやすい。
BAD: アカウントを作らないといけない
GetTerms.io
App Privacy Policy Generator
GOOD: 開発者にとって使いやすいUI、開発者が積極的にリポジトリを更新している
が
BAD: あくまでOSSなので、開発者は法律の専門家じゃない。
GitHubのissuesを見た限り、GDPRの対応(個人情報の保存期間の指定, etc) などはまだ足りていないようだ。
Free Privacy Policy
GOOD: 色々対応している。アカウント登録もいらなかった?みたいなので、Basic機能だけでよければすぐ作れる。
BAD: GDPR対応は結局課金オプションになるので、Freeじゃないです...。
決めたあと
利用規約/ プライバシーポリシーはアップデートしやすいように、アプリ内ではなくどこかにhostしたほうがいいと言われる。(もちろん、改訂した場合、改訂した日付の表記とユーザーへの通知は必要)
サービスのウェブサイトを持っていない場合、Note/ Wix/ Firebaseappなどで静的ページとして表示。
References
- [個人開発者がAppStore用にプライバシーポリシーを書く] (https://qiita.com/Hiroki_Kawakami/items/94f012d20afdb692df20)