公式ドキュメントの「ランタイム オプションを設定する」の項目には Node.js のバージョン 12 が使えることが書かれていますが、その利用方法までは書かれていなかったのでこの記事で説明します。
一見、ドキュメントにあるように
"engines": {"node": "10"}
の箇所を12
とすれば動きそうですが、ここに書いても動作しません。
Node.js の 12 を利用するためには、firebase-toolsのバージョンを8.6.0
以上に上げたうえでfirebase.json
に"runtime": "nodejs12"
を指定しましょう。
{
"functions": {
"runtime": "nodejs12"
}
}
参考:firebase/firebase-tools/releases/tag/v8.6.0
Firebase 関連のパッケージはここ最近バージョンアップが頻繁に行われている印象で、ドキュメントも追いついていないっぽいので現在の情報が知りたい方はパッケージのリリース情報にも目を通していったほうがいいかもしれません。
あとドキュメントも古くてもうpackage.jsonのenginesは使わなくていいようになったから、firebase.jsonで設定できる firebase-toolsの変更けっこう速いからドキュメント全然追いついてない pic.twitter.com/YAa1plusH5
— lacolaco / Suguru Inatomi (@laco2net) August 25, 2020