Xcode 11 / iOS 13で以下のような話題が上がりまして…
[速報] 2020年4月の審査から、iOS 13 SDK(Xcode 11.xでのビルド)が必須になる(追記あり) - Qiita
Xcode 12 / iOS 14でも同じでした。
→2021年4月26日以降、iOS 14 SDK(Xcode 12.xでのビルド)が必須に
App Storeへの提出に関するアップデート - Apple Developer ニュースとアップデート
ここ数年の流れを踏まえると、プロダクトマネジメントの観点で、以下のような認識を持つ必要があります。
- 毎年9月にiOSとXcodeのメジャーアップデートがあり、翌年4月以降、最新メジャーVerのSDKでビルドしないとビルドをAppleのサーバーにアップロードできない=審査提出できない(バグ対応ですら)。
- Xcodeのバージョンアップに伴い、Swiftコンパイラのバージョンが上がって、アプリのコードを修正しなければならないことがある。
- さらには、ライブラリの対応状況の事前調査も必要。
すなわち、
Xcodeの新バージョンが出る9月〜そのVerのビルドでの審査提出が必須となる翌4月の間に、
アプリへの影響調査と、場合によっては改修が必要であり、
あらかじめそのタスクをマスタースケジュールに盛り込んだ方が良いと考えます。
<参考>バージョンの対応表(抜粋)
Xcode | iOS SDKs | Swift |
---|---|---|
12.0 | 14.0 | 5.3 |
11.0 | 13.0 | 5.1 |
10.0 | 12.0 | 4.2 |