はじめに
最近のAIムーブメントはすごいですね。弊社でも積極的に使おうという動きが出始めています。
そこで今回はAdobeのAI生成ツール「Adobe Firefly」を使って思い通りの画像が出せるのか検証していきたいと思います!
Adobe Fireflyの基本的な使い方
Adobe Fireflyを使用するには会員登録が必要ですが無料会員でも使用することができます。
※無料会員の場合月10回まででした…。
会員登録を済ませたら以下のページにアクセスしてください。
Adobe Firefly
https://firefly.adobe.com/
検索バーのようなところに生成したい画像の内容を入力します。
今回はスマホを持った女性を生成してみましょう。
例:東京渋谷区在住の20代 日本人女性 私服 スマホを持っている
生成ボタンを押すと以下のような画面に遷移し、画像が生成されます。
一般設定はモデルが選べますが標準の「Firefly Image 4」でよさそうです。
「Firefly Image 4 Ultra」を選んでみたら一度に1枚しか出てこなくて違いもわかりませんでした…。
こんな感じの画像が生成されました!特に破綻も無く綺麗に生成できました。
もう一度生成したい場合は下部の「プロンプト」欄に生成したい内容を書きます。
ポーズ・構図を指定する
左側のメニューバーから「構成」を選択します。
ここでは別の画像のポーズや構図を生成画像に反映させることができます。
反映させたい構成用の画像を用意します。
今回はこのイラストのポーズを反映させてみましょう!
「画像をアップロード」かドラッグ&ドロップで反映させたい画像をセットし、生成します。
一番右の画像を見てください!指定通りのポーズになりました!
こちらはブレがあるので出なかった場合は何回か生成してみてください。
また、背景を変えることもできます。
今回は部屋の中に変更してみましたが、不自然な画像が多かったのでもっと細かいプロンプトの調整が必要ですね。
強度バーについて
強度を強くしたらもっと成功率上がるのでは?と思い試してみたところ…今度はポーズ用の画像が強く出過ぎてしまいました。
こちらのバーは標準のままの方が良さそうです。
絵柄・スタイルを変更する
写真以外の画像も生成できます。
左側のメニューバーから「スタイル」を選択します。
ここでは別の画像の絵柄・スタイルを生成画像に反映させることができます。
今回はあらかじめ用意されているポップな3Dスタイルを適応させてみます。
生成されました!指定の絵柄になっています!
生成画像の効果を指定する
こちらは画像のテイスト、色合いやカメラアングルなどを調整できます。
今回は以下の画像を「構成」「スタイル」に追加し、効果は「アニメ」カラーとトーンは「パステルカラー」、カメラアングルは「広角」にして生成します。
構成
スタイル
できました!とてもかわいらしいですね。
今度は漫画風のテイストにもしてみました。
さいごに
思った以上に表現の幅が広くて実用性がありそうです。
バナー作りなどの素材作成に使えたら時短になりますね。
この記事が参考になれば幸いです。