環境
- Debian GNU/Linux 12
背景
結論、なんとなく使いやすいのかな?で入れてみました。普段のコーテイングもターミナル上でvim使っていたので、設定の移行も簡単という点とそもそも設定していた機能もデフォルトで搭載しているということなので試してみることにしました。
neovimのインストール方法
Homebrewを使ってneovimをインストールしていきます。
brew install neovim
Homebrewのリンク:https://brew.sh/ja/
基本的な使い方
- 起動方法
neovimの起動はnvimで起動します。私は癖でvimと打ってしまうためエイリアスを設定しています。nvim 開きたいファイル名
※永久化するにはシェルの設定ファイルに記述してください。alias vim='nvim'
- 基本操作
操作方法はほとんどvimと同じです。
今回は割愛
設定ファイル
設定ファイルの場所
インストール直後は設定ファイルが存在しないので、設定ファイルを作成してきます。
私の場合は~/.config/nvim/init.vimに記述しています。
設定集
- 行数表示
デフォルトであってもよさそうですがなかったみたいです。set number
- カーソルライン
カーソルの場所にラインを入れます。set cursorline!
- バックアップファイルの作成
ファイルを作成したときに「ファイル名~」でバックアップを作成します。set backup
- インデントとタブの設定
インデントをスペース2つ分にする設定set shiftwidth=2 #自動インデント set softtabstop=2 #Tabとbackspaceでスペース2つ分を挿入・削除 set tabstop=2 #Tab文字をスペース2つ分に見せる set expandtab #Tab文字をスペースでインデント
- 編集ウィンドウの1行目にファイルのパスを表示
neovimではデフォルトでファイルのパスを一番下に表示しているので、基本的には不要です。
私はタブを見る時を同じ意識で上を見ることが多いので2重で表示してます。set showtabline=2 set tabline=%F
プラグイン
最後にneovimにカラースキームを設定していきます。今回はkanagawaというカラースキームを設定します。
- プラグインの方法(※init.vimで行う場合)
まず、ターミナルでプラグインを行うvim-plugをインストールします。次に、init.vimでプラグインを記述します。curl -fLo ~/.local/share/nvim/site/autoload/plug.vim --create-dirs \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
vim-plugは手動でインストールコマンドを実行する必要があるようです。call plug#begin() "基本的にはここに使いたいプラグインをPlug 'リポジトリ名'で記述します。 Plug 'rebelot/kanagawa.nvim' call plug#end()
init.vimを保存し、再度neovimを起動後、以下のコマンドでインストールします。最後にプラグインしたkanagawaをカラースキームとして設定すれば完了です。:PlugInstall
colorscheme kanagawa
感想
vimで設定していた機能の内、neovimのデフォルトで搭載していた機能は思ったより少なかったです。しかし、プラグインで拡張性がかなりありそうだなと感じました。まだまだ理解できていない部分が多いですが、今後も様々な機能を試していこうと思います。まだ分かりませんが、それに伴って設定ファイルをluaに変えた方が楽な部分が出てくるんですかね🤔
参考
- neovimの公式サイト:https://neovim.io/
- vim-plugのGithub:https://github.com/junegunn/vim-plug
- kanagawaのGithub:https://github.com/rebelot/kanagawa.nvim