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Oracle データ・ディクショナリのメモ

Last updated at Posted at 2022-01-24

##はじめに

Oracleのデータ・ディクショナリのメモ
だいたい、Oracle12以降で確認

##データディクショナリビューとは
データベース内のオブジェクト(表やビュー、索引、プロシージャなどなど)や表領域、ユーザ、権限などデータベースに係わる様々な情報をテーブル形式で確認する

##データ・ディクショナリのテーブルを確認する

以下のSQLでテーブルの一覧を取得できる

select * from dict

↓テーブル数をカウントする ※Oracle
select count(*) from dict

結果:4675件

多すぎるのでよく利用するものをピックアップ

##よく利用するもの

ビュー名 内容
DBA_DATA_FILES データファイル
DBA_FREE_SPACE データファイルのフリースペース確認
DBA_INDEXES インデックス情報
DBA_OBJECTS オブジェクト情報
DBA_SEGMENTS セグメント
DBA_SEQUENCES シーケンス
DBA_SOURCE プロシージャのソース
DBA_SYS_PRIVS 権限確認。ユーザーおよびロールに付与されたシステム権限
DBA_TAB_COMMENTS テーブルのコメント
DBA_TABLES テーブル
DBA_TABLESPACES 表領域
USER_INDEXES インデックス情報
USER_SYS_PRIVS ユーザ権限
USER_TAB_COMMENTS テーブルのコメント
USER_TABLES テーブル情報
V$ACTIVE_SESSION_HISTORY サンプリングされたセッション・アクティビティ
V$DATAFILE データファイル
V$LOCKED ロック情報
V$PARAMETER 各種パラメータ
V$PGASTAT 初期化パラメータの現在の値
V$PROCESS プロセス
V$PX_PROCESS_SYSSTAT 現在パラレル操作を実行しているPXサーバー数
V$RESOURCE_LIMIT セッション、プロセス等の情報を取得する
V$SESSION 現在のセッション情報
V$SESSION_LONGOPS 内部処理で6秒(絶対時間)以上のSQLID
V$SGAINFO SGAの設定
V$SGASTAT SGA
V$SQL 実行されたSQLの情報を取得する。GROUP BY句のない共有SQL領域についての統計情報
V$SQLAREA 共有SQL領域の統計情報を示し、SQL文字列ごとに1行ずつ表示する。
V$SQLSTATS SQLカーソルに関する基本的なパフォーマンス統計情報
V$SQLTEXT SGA内の共有SQLカーソルに属するSQL文のテキスト
V$SYSSTAT システム統計情報
V$SYSTEM システム情報
V$VERSION バージョン情報
ALL_TAB_COLUMNS ログインユーザーがアクセスできるすべてのカラム一覧
DBA_TAB_COLUMNS データベース内のすべてのカラム一覧
USER_TAB_COLUMNS ログインユーザーのカラム一覧

##v$sql、v$sqlarea、v$sqltextの違い
これらは、よく似ているので

・V$SQL
同じSQLを発行すると親カーソルが共有されるため同じSQL_IDとなる
親カーソルにはSQLが保存されていますが子カーソルには含まれない代わりに実行計画などの情報が含まれる。
V$SQLでは、子カーソルの粒度の情報。

・V$SQLAREA
v$sqlをSQL_IDでサマリしたもの。
ELAPSED_TIME(処理時間)などはv$sqlの値の合計値である。

・V$SQLTEXT
SQLが一定の長さで別レコードに分割されたもの。
SQL_IDで検索すると、SQL文が確認できる。

##参考
http://ichannel.tokyo/technoracle/vsql%E3%80%81vsqlarea%E3%80%81vsqltext%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A8%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%91/637/

##履歴
2022/1/24

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