AI歌詞生成でありがちな陳腐表現を減らすためにやったこと
AI で歌詞を書かせると、見た目はそれっぽいのに、歌うと急に弱くなることがあります。
よく出てくるのは、抽象的すぎる単語の繰り返しです。
- shadows
- echoes
- fire
- dust
- broken dreams
単発のプロンプトでは一度避けられても、別の言い換えで同じ問題が戻ってきます。そこで、SongLyricsLab では「1回の生成で全部書かせる」よりも、役割を分けて下書きを作る流れを選びました。
やっていること
SongLyricsLab では大きく次の 5 ステップで下書きを作ります。
- アイデアの整理
- 曲の方向性の分岐
- フックの生成
- Verse の生成
- cliché の除去と仕上げ
重要なのは、Hook と Verse を別々に扱うことです。
- Hook には繰り返しても残る一行を求める
- Verse には具体的な名詞や場面を要求する
- 最後に cliché になりやすい語彙をまとめて見直す
この分割だけでも、全部一気に書かせるよりかなりマシになります。
雑なプロンプトだと何が起きるか
たとえば「失恋についての曲を書いて」とだけ渡すと、モデルは一番ありふれた語彙に寄っていきます。
一方で、
- どこで
- 何が起きて
- 誰が何を言えなかったのか
- Hook で何を着地させたいか
を先に決めると、下書きの密度が上がります。
プロダクトにしたもの
この考え方をそのまま Web アプリにしたのが SongLyricsLab です。
- 構成を先に作る
- ありがちな AI 語彙を減らす
- Suno / Udio 向けの歌詞下書きにも使いやすい
- サインアップ不要で試せる
「AI 歌詞は毎回同じに聞こえる」と感じている人には、単発生成より分割生成の方が合うかもしれません。