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dots.カンファレンス チーム開発を支える技術に参加したよー 午後の部

Last updated at Posted at 2016-02-28

dots.png

dots.カンファレンス、チーム開発を支える技術に参加してきました!

午前の部、午後の部、と別れており今回は午後の部の紹介をしていきます。

※私の範囲内で聞いて咀嚼したものですので、内容に相違がある可能性があります。

講演 #午後の部

Qiita/Qiita:Teamの開発を通して見つけた、Incrementsの文化を作る方法

Increments株式会社 東峰 裕之氏

increment.jpg

自己紹介:

  • Twitter: @htomine
  • デザイナー
  • 前職サイボウズ

Incrementsってどんな会社?
書き方は「++」で言語のインクリメントを表している

ビジョン:ソフトウァア開発を良くすることで、世界の進化を加速させる

立ち上げ3名、メンバーは14名!?

  • Running Leanを実践

  • 何を作るかより、何を作らないか

  • MVPで検証し、すぐ捨てる

  • 無駄な作り込みは悪!

  • 価値仮設シートの実行

  • (ユーザー)___は、

  • (欲求)____たいが、

  • (課題)___なので、

  • (製品の特徴)___に価値がある。
    ※cookpadさんのものを踏襲し実行

  • 属人性の排除について

  • 情報共有をTeamlでシェア

  • Teamlで書いてあれば誰でも実行可能

  1. ChatOps
  • Qiitan(BOT) rubotyを利用し、掃除当番、Issue登録、Deploy/Mearge

  • 面倒なルーチンワークは常に疑う

  • 例:勤怠管理は打刻漏れとかめんどくさいよね!?=> Qiitan(Bot)に移行

  • 初期メンバーは3人から14人になってからどう変わった?

  • 多様化への対応が求められた

尖った人が多いが文化はあっている。趣向は少々違う
多様であり、同じ文化に共鳴する集団であることが今の強み
  • 働きやすさをどう担保するか
フレックス&リモートワークの導入
他人に強要しない
  • 社長<=>各社員での月一1on1
これを実現していくことで以下のことが芽生えてくる(はず!)
会社:社員を知ることをあきらめない
メンバー:会社が「よくしてくれるはず」をあきらめない
  • 2014-2015はTeamに注力
実行したこと
Teaming 輪読会
1.学習する組織作り
2.意見の相違の乗り越えられ
3.解決策が生まれるまで議論できる関係性があり
4.安心して率直に意見を述べられる環境である

これができる組織でなら困難を乗り越えていけそうに感じられる。

オススメの本:(http://www.amazon.co.jp/dp/4862761828/)[チームが機能するとはどういうことか]


クラウドソーシングでチームを作る方法

株式会社StartupTechnology 菊本 久寿氏

自己紹介:エンジニア

もともとはフリーランスで一人でタスクをたくさん受けていた。
ただ案件を取りすぎて、、、炎上・・・
その中からクラウドソーシングサービスを設立して、
外注するようになったのが設立経緯

クラウドソーシングを利用する理由:エンジニアを採用できない

  • メリット

    • 取りやすい
    • (自粛)
    • 必要な時に必要な分使える(変動費化)
    • フリーランスなど個人でも使える
    • 個人でも払える額で発注できる
  • 向かないプロジェクト

  • 大規模プロジェクト

  • PMがいない

  • ISMSなどが絡んでいる場合

  • 受注側の気持ち:受けたくない地雷案件

  • ボリュームが見えない

  • ボリュームがでかい

  • やすい

  • 夢がいっぱい

  • 正しい募集方法

  • やることが明確

  • 時給制

  • 時間コミットさせない(1500円〜2000円)

  • スクリーニングについて

  • 先に仕事をやってもらってからスクリーニングに(通常の採用と異なる)

  • 開発の進め方

  • PMがタスク登録(レビュー)

  • 開発者が好きなgit pull request / git flowを使ってオープンソースのような形式で開発

  • コミュニケーション

  • 同一のチャット空間で進めることで技術ヒエラルキーが生まれる(複数人アウトソースする場合)

  • ルールの定義

  • セットアップ方法のドキュメンテーション(README)

  • コード規約を定める

  • その他チームのルールを定義する

  • プロジェクトの背景などもドキュメンテーション

  • 運用しながらスクリーニング

  • 運用しながら個々のスキルを把握しスクリーニングを行う

  • クラウドソーシングエンジニアの状況把握

  • スキルが把握できない -> 技術選定を簡単なものに寄せる

  • 時間が合わない -> コミュニケーション量を減らす

  • 稼働が読めない責任も持てない -> 大きいタスクを振らない

  • 仕様を把握していない -> やることはコードを書くように細かく書く

※言語選定はRubyOnRailsがオススメ! PHPだと複数のフレームワークがありパイが獲得できなくなってしまう

※最新の技術ではなく一般的なソリューションで伝える

  • 難易度は以下(右が難しい)
右が難しい
Scaffold / View => Logic => Design
  • 大きくタスクを振らないことに関して
  • タスクを細かくして、なるべく複数人に作業を依頼する

crowd.jpg

  • 慣れてきたら
  • タスクサイズを大きくしてみる
  • 上級技術を与えてみる

強いチームをつくる技術

楽天株式会社 及部 敬雄氏

自己紹介:
Twitter: @takaking22

  • 開発現場でよく見る問題

  • レガシーシステム

  • メンバーのスキルが低いなどなど

  • 一見技術的な問題かと思いきや、コミュニケーションの問題では?

  • チームがビジネスとの開発基盤になる 以下が3セット

  • チーム

  • 開発

  • ビジネス

  • 強いチームとは!?

  • 変化に強い

  • チームの文化が存在する

  • 改善サイクルが回っている

  • 強いチームは意識的に作る

  • Q.誰が作る!?  A.チームで!!

  • 誰かがやっているうちは継続しない。自転車を押すくらいのイメージ

  • 自分たちで自分たちを強くする

及部さんスライド

及部さんオススメスライド

  1. エンジニアコミュニティで組織は動き出す

組織の壁とその壊し方

株式会社シーエー・モバイル 大八木 晋平氏

  • 自己紹介

  • 2003年サイバーエージェントで入社

  • ゲーム事業でのマネージャー兼プログラマ経験

  • サイバーエージェントのメディア事業、人事責任者

  • 現在はシーエーモバイルにて現任

  • はじめに

特定の個人を非難するものではなく、気づきを与えるもの

  • 会社紹介

  • シーエー・モバイル:2000年創業

  • ガラケーからSPへ転換し、直近で過去最高業績に復活

  • エンジニア:50名強

  • プロダクト:大小多数

  • 技術環境は決してよくなかった

  • パートナーのコンテンツに守られ、技術的な変化の必要性に迫られなかった

  • 課題感があり、なんとかしたいと考えてくれている社員がたくさんいた

  • 組織は生き物

お話しするケースについて

サイバーエージェントのメディア組織

cyberagent.jpg

  • 組織の壁(1)
企画、開発の壁 (よくある内容で)
企画:「こんな感じでよろしく」
開発:「企画、技術理解なさすぎ」
企画:「開発、事業理解なさすぎ」
・・・
  • 壊し方!(1)
どっちが悪い、というわけではない
とにかく互いに歩み寄るための取り組みを行う
企画メンバーがDBのテーブル構造理解、SQLを書く
開発メンバーが市場の競合サービスをめちゃ知っている
技術リテラシーの高い企画者
事業リテラシーの高い技術者
技術者の評価は技術者がする
  • プレイヤー、マネジャーの壁(2)
1.優秀なプレイヤーがリーダー兼マネージャーをやらざるをえなくなる問題
2.その結果、優秀なプレイヤーを失い、MTGエンジニアが誕生!問題
3.そんなあの人(2)を見て、ああはなりたくないと人が辞めていく問題
  • 壊し方!(2)
1.優秀なプレイヤーは優秀な組織マネージャーとは限らない
2.マネジメントは偉いわけではなく、役割の一つ
3.開発マネジメントの機能、組織マネジメントの機能
4.優秀なプレイヤーがその部署のマネージャーより給料をもらっている世界を当たり前に
5.グレード制度の改定
  • まとめ
1.全ての壁は、ドアである
2.問題は、組織・人の数だけ存在しますが、引き出しを増やしてどんなチーム・組織もよくしている人材になっていく

懇親会!!

料理めちゃくちゃうまい><
ハンバーガー、タコライス!?、ケーキ、寿司!!
そしてビールまで。。。
至れり尽くせりです

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登壇者の方ともいろんなお話が出来、すごく満足度の高い勉強会でした

詳しい内容は是非是非、dots.カンファレンスに参加してください!!

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