OpenAIのフラッグシップモデル GPT-5.6 Sol が、AIHubMixとOpenRouterの両方で期間限定の50%オフになっています。
272K tokens以下の入力では、両サービスが表示しているモデル単価は同じです。
- 入力:
$2.50 / 1M tokens - キャッシュ入力:
$0.25 / 1M tokens - 出力:
$15.00 / 1M tokens
ただし、表示単価が同じでも、Pay-as-you-goユーザーの最終的な支払額は同じではありません。OpenRouterの公開料金ページには 5.5%のプラットフォーム手数料が記載されています。一方、AIHubMixは表示されているモデル価格以外のプラットフォーム手数料を追加していません。
この記事では、2026年8月19日時点の公開情報をもとに、GPT-5.6 Solの料金、実質コスト、長いコンテキストの料金、AIHubMixからの呼び出し方法を整理します。
料金比較
| 接続先 | モデルID | 入力 / 1M | キャッシュ入力 / 1M | 出力 / 1M | プラットフォーム手数料 |
|---|---|---|---|---|---|
| OpenAI Standard | gpt-5.6-sol |
$5.00 |
$0.50 |
$30.00 |
この比較の対象外 |
| OpenRouter | openai/gpt-5.6-sol |
$2.50 |
$0.25 |
$15.00 |
Pay-as-you-goは5.5% |
| AIHubMix Discount | gpt-5.6-sol-disc |
$2.50 |
$0.25 |
$15.00 |
追加手数料なし |
AIHubMixで割引を利用する場合、通常の gpt-5.6-sol ではなく、gpt-5.6-sol-disc を指定する必要があります。
同じToken単価でも実際の支払額が違う
100万入力tokensと100万出力tokensを利用するケースを考えます。
モデル利用料はどちらも次の通りです。
$2.50 + $15.00 = $17.50
実際の支払額は次のようになります。
- AIHubMix:
$17.50 - OpenRouter Pay-as-you-go:約
$18.46
OpenRouter側は、$17.50の利用クレジットに5.5%のプラットフォーム手数料を加えるためです。税金はこの計算に含めていません。
より大きな例として、1000万入力tokensと200万出力tokensを使う場合は次の通りです。
入力: 10 x $2.50 = $25.00
出力: 2 x $15.00 = $30.00
モデル利用料合計: $55.00
- AIHubMix:
$55.00 - OpenRouter Pay-as-you-go:約
$58.03
同じモデル単価でも、この例ではAIHubMixの最終コストが約$3.03低くなります。
272K tokensを超える場合
GPT-5.6 Solのコンテキストウィンドウは約1.05M tokens、最大出力は128K tokensです。ただし、入力が272K tokensを超えると長コンテキスト料金が適用されます。
AIHubMixの割引ルートでは次の価格です。
| 入力長 | 入力 / 1M | キャッシュ入力 / 1M | 出力 / 1M |
|---|---|---|---|
| 272K tokens以下 | $2.50 |
$0.25 |
$15.00 |
| 272K tokens超 | $5.00 |
$0.50 |
$22.50 |
長コンテキスト料金も、標準価格の入力$10・出力$45から50%オフになっています。
大規模リポジトリや大量のドキュメントを扱えるのは大きな利点ですが、不要なコンテキストを削り、共通のPrompt prefixを再利用することは引き続き重要です。
AIHubMixから呼び出す
AIHubMixはOpenAI互換APIを提供しているため、OpenAI SDKではBase URL、API Key、モデルIDを変更するだけで利用できます。
import os
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
api_key=os.environ["AIHUBMIX_API_KEY"],
base_url="https://aihubmix.com/v1",
)
response = client.chat.completions.create(
model="gpt-5.6-sol-disc",
messages=[
{
"role": "user",
"content": "Review this implementation and identify reliability risks.",
}
],
)
print(response.choices[0].message.content)
割引ルートを使うための重要なポイントは、モデルIDに gpt-5.6-sol-disc を指定することです。
どのような用途に向いているか
GPT-5.6 SolはGPT-5.6ファミリーのフラッグシップモデルで、次のような高難度タスクを想定しています。
- 長時間動作するコーディングAgent
- リポジトリ単位のコードレビュー
- 複数ステップの調査・推論
- 大規模ドキュメントやコードベースの分析
- Frontier modelを使った自動評価
一方、抽出、分類、サポート、自動ルーティングなどの大量処理では、小型モデルの方が総コストを抑えられる場合があります。50%オフだからといって、すべてのリクエストをSolに切り替える必要はありません。
まとめ
- GPT-5.6 Solは現在、AIHubMixとOpenRouterで50%オフ
- 表示される短コンテキスト料金は入力
$2.50、出力$15 / 1M tokens - OpenRouter Pay-as-you-goには5.5%のプラットフォーム手数料がある
- AIHubMixでは
gpt-5.6-sol-discを使うと、表示価格のまま割引ルートを利用できる - 272K tokensを超える入力には長コンテキスト料金が適用される
AIHubMixでGPT-5.6 Sol Discountを確認する
価格と提供状況は変更される可能性があります。本記事の数値は2026年8月19日に公開料金ページで確認しました。この記事はAIHubMixのモデル提供情報をもとに作成しています。