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2019年 買ってよかったものまとめ

Last updated at Posted at 2019-12-24

これは 弁護士ドットコム Advent Calendar 2019 の25日目の記事です。

2019年も終わりですね。今年に買ってよかったものをまとめました。

AirPods Pro

AirPods Pro は Apple 社が発売する分離型のワイヤレスイヤホンです。簡単に言えばうどんにノイズキャンセリング機能が付いたものです。

以前までは Bose QuietControl 30 を使っていました。ただノイズキャンセリング性能は高いものの、Tシャツで使うとネックバンドが当たるのが個人的にはちょっと難点でした。

AirPods Pro は左右分離型なので、そうしたストレスからは開放されます。Bose よりもノイズキャンセリング機能はやや落ちますが、十分満足できる水準でした。

Cup Cooler

Cup Cooler は卓上ドリンククーラーです。

オフィスにはウォーターサーバーが設置してあり、いつでも「冷水」を飲めます。ただ、冷たいと言っても大体10度前後。個人的にはもうちょっと冷えた水を飲みたいところです。

Cup Cooler はペルチェ素子を使って付属のカップを冷やすことができます。10分程度置いておけば、キンキンに冷えた水を飲めます。湿度が高い日は結露でずぶ濡れになりますが、それくらい冷却能力はしっかりしてます。

RECEPTIONIST

RECEPTIONIST は iPad を使った無人受付システムです。

これまで弊社では受付に電話機を置いておき、訪問先の担当者を呼び出してもらう仕組みでした。
ただ集中を乱さないため、エンジニアの席には電話機を置いていません。そのため面接などで訪問がある度、電話を取った総務などの方からSlackやら直接声掛けやらで対応してもらっていて、ちょっと申し訳ない感じがありました。

RECEPTIONIST を導入してからは、訪問者が受付で iPad に入力すれば Slack へ通知がいくので、他の方の手をわずらわせることもなくなりました。

Yubikey

Yubikey は Yubico 社が開発した FIDO U2F に対応した2要素認証用のデバイスです。
弊社では主に AWS を使っていて、複数のアカウントを使い分けています。AWS の IAM ベストプラクティス として全てのユーザーに対する多要素認証が推奨されており、更にルートアカウントのように権限が強いアカウントにはハードウェアでの多要素認証が推奨されています。

これまでルートアカウントには Gemalto のハードウェア MFA (OTP) を使っていましたが、問題がいくつかありました。
まず、時間が経つと内部の時計がずれるのか、 再同期を定期的に行う必要があります。ルートアカウントはめったに使わないので、実質的にログインする度に再同期していました。
また、内部電池が3-5年程度しか持たないので、電池が切れたらサポートに連絡してリセットする必要があります。
最後に、デバイスの使い回しができないので、AWS アカウントの数だけハードウェア MFA が必要です。提供サービスが増える中で AWS アカウントの数も増えており、今後も見据えると改善したいポイントでした。

Yubikey は上記の問題を解決してくれました。
FIDO U2F は公開鍵/秘密鍵を用いた認証方式なので、時計ずれの概念がなく、再同期が不要です。
また、電池不要で動作するため、電池切れの心配もありません。
さらに、1端末で複数の AWS アカウントに対応しており、アカウント数が増えても MFA は1台で済みます。
現絶賛導入中のためまだ十分に運用できてはいませんが、今のところは満足しています。

DataDog

DataDog は監視の SaaS です。

弊社ではこれまで監視は Sensu/Grafana、ログ分析は Kibana といったものを自前で運用してきました。ただそれらの運用負荷も馬鹿にはできません。提供サービスが増えているので、そうしたコモディティの部分は基本的にマネージドサービスに倒していく方針にしています。

DataDog はリソース監視・ログ監視・死活監視・パフォーマンス監視などを一元的に管理できます。主だったサービスには導入し、今回の Advent Calendar でもいくつか記事にするなど活用しています。
* Datadog の監視設定を Terraform で管理する
* DatadogでフロントエンドのJSエラーを収集してサービス改善

PHP カンファレンス 2019 プラチナスポンサー

PHP カンファレンス 2019 が 12/01 に開催され、弊社はプラチナスポンサーをさせてもらいました。
(厳密には「買ったもの」ではないですが..)

会社がカンファレンスのスポンサーをする意義は大きく2つあると思います。
1つ目が「採用を目的とした知名度の向上」。弊社も絶賛エンジニアを募集しており、こうした下心もあります。ただ、正直スポンサーをすれば応募が増えるかと言えば No です。応募数を KPI にすると、スポンサーは割に合いません。もっと長期的な目線で考える必要があります。
2つ目が「コミュニティへの貢献」です。弊社はサービス開発に PHP を用いていて、PHP 開発経験のあるエンジニアの採用もしています。コミュニティから恩恵を受けていて、またコミュニティが盛り上がることでさらに恩恵を受ける立場です。そうしたコミュニティへの恩返し・貢献としてのスポンサーという意義もあります。

特に今年の PHP カンファレンスでは弊社が関連する発表がスポンサーセッション含め3件ありました。よい発表をすることで知見を還元し、知名度が向上する。というのは健全なサイクルなので、この点でもよかったなと感じています。

おわりに

いかがでしたか?
ざっと紹介しましたが、みなさまの参考になればなーと思います。
(注: 記事中のリンクにアフィリエイトは仕込んでません)


ということで2019年に会社関連で買ってよかったものまとめでした。
世の中にはたくさんの法人向けやエンジニア向けのサービスがあるので、こうしてよかったサービスが気軽に・まとめて共有されるといいな、と思い書きました。

今年も1年間おつかれさまでした。みなさんよいお年を。

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