筆者のバックグラウンド
文系出身（だが、暗記が苦手）で、ITコンサル会社で働いています。
クラウドの経験はほぼ無し、AWSのEC2とS3に触った程度です。
参考になったサイト
Cloud Digital Leader試験対策マニュアル（出題傾向・勉強方法）
このサイトには、申し込み方法、試験の要点、勉強法などが記載されていて、非常に役に立ちました。
学習ポイント
1. 試験ガイドを把握
筆者ともう一人の受験者の経験からみると、試験ガイドの範囲外から問題が出ませんでした。
例えば、Google Cloud の書籍にはよくあるネットワークサービス「VPC」ですが、試験には出ませんでしたので優先度を下げることができると思います。
2. Google公式学習プログラムを勉強（無料）超重要！！！
Google Cloud Digital Leaderの公式サイトには、学習動画、スライドと練習問題を提供しています。
動画は英語ですが、日本語の字幕があります。
受講方法：
Google Cloud Digital Leaderの公式サイトで以下のスクリーンショットに従ってアクセスすればいいです。
動画を見る余裕がなければ、スライドに必ず目を通してください。
この学習プログラムは試験ガイドの構成に従ったもので、これより適切な教材がないと思います。
スライドは英語ですが、Google翻訳のドキュメント翻訳機能を利用すれば何とかなります。
3. Googleのブログを読む
初心者にとってGoogle Cloudが提供しているサービスの違いがわかりにくいと思いますので、Googleの公式ブログにわかりやすい記事があってここでシェアします。
a. コンピューティングサービスの比較：どこで実行すべきか。Google Cloud のコンピューティング オプションの選択
(図は記事から引用したもの)
b. データベースサービスの比較：[Google Cloud のデータベース オプションについての説明]
(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/developers-practitioners/your-google-cloud-database-options-explained)
(図は記事から引用したもの)
c. Bigtable と BigQueryの比較：Bigtable と BigQuery: その違いは何か
4.模擬テスト
公式の模擬テストがあります。（20問）
無料Cloud-Digital-Leader-JPN試験問題集にもありますが、解答が間違っているような問題がいくつかあります。
5. Google Cloud の関連書籍を辞書として利用
筆者は「図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」の一冊を購入しました。
個人的な感想ですが：
・試験ガイドとGoogle公式学習プログラムにない部分は優先度を下げても大丈夫だと思います。（ネットワークサービス「VPC」など）
・時間の余裕がなければ、辞書として利用したほうが効率的だと思います。つまり、Google公式学習プログラムにわからない用語やサービスがある時に、書籍を読んで理解を深めます。
Google Cloud以外の一般的な知識
- 機械学習
データを用意する段階で、正しいデータの収集方法
モデルの種類とそれぞれの利用場面を浅くわかれば大丈夫です。（教師データあり、教師データなし、回帰モデル、分類モデル） - セキュリティ脅威
脅威の種類を区別できれば大丈夫です。
終わりに
試験は公式の模擬テストよりやや難しかったですが、30時間勉強すれば十分合格できると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
みんなが合格できるように！