私的利用のためのメモ。Amazonはときどき焚書されると聞いたもので、念のために。
ちなみに epub変換の場合、画像コンバート品質はかなり低いです。
図鑑のような画像を多く使った書籍の場合、epubではなくpdf変換を選んだほうがいいです。
Kindle PCアプリ環境を整備する
Kindle PC v1.39を入手
以下のバイナリを探して、PCに導入します。
version 1.34.1
filename: KindleForPC-installer-1.34.63103.exe
SHA-256: 3dc62b3895954fc171d4a3d08f2b7a1a503233e373c163adb7 bc7fd34cdeff49
起動用バッチファイルを入手する
KFX_begone4.bat です。オリジナルは以下に。
起動してみる
KFX_begone4.bat を実行するだけで起動できます。設定画面で自動アップデートを無効にすること。
購入したKindle本を右クリックすることで、以下に .azw ファイルが保管されます。
マイドキュメント\My Kindle Content
calibre を導入する
本体アプリを入れる
$ winget install Calibre
もしくは https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/calibre/
ReDRM プラグインを入れる
以下からzipで入手し、解凍する。
https://github.com/noDRM/DeDRM_tools/releases/tag/v10.0.3
Caribreツールバー→ 設定 → プラグイン → ファイルからプラグインを読み込む。zipファイルを選択するだけ。
既にあなたは、Caribreで .azw ファイルを開けるはずです
.azw ファイル の関連付けを、Caribreにしておくとよいでしょう。
epubエクスポート環境を整える
エクスポート後のファイル名命名規則を設定する
たとえば ** [作家名] 書籍名.epub ** という名前で出力保存したいときは、以下の命名ルールにしておく。
[{authors}] {title}
任意ですが、同じ画面で以下のオプションを無効にしておいたほうが便利かも。
- 表紙を別に保存 → OFF
- 書誌を別のotfファイルに保存 → OFF
calibre に .azw ファイルをインポート
ツールバー→本を追加→サブフォルダから追加、を選び、以下のフォルダを選択する。
マイドキュメント\My Kindle Content
すると本棚一覧に、Kindleでダウンロードした全ファイルが表示される。
変換する
epubに変換する
ツールバー→本を変換→まとめて変換、を選び、OKを押す。
最も大事なのは、出力プロファイルの選択です。ページ設定→プロファイルで、出力プロファイルを「タブレット」にしたほうがいいです。画像のリサイズを避けられます。
本棚のファイルを、epubで保存する
ツールバー→ディスクに保存→epub形式のディスク上のフォルダに保存、を選びます。
できました
おしまい。epub以外で保存したい場合はここから。



