Mac OS Xにおいて,mbed化したFreescale FRDM-KL25Z/46Zにプログラムファイル(binファイル)をコピーする際,ファインダでは問題なくても(シェルやシェルスクリプトで)cpあるいはmvコマンドを使うとプログラムが起動しないことがある.
cp hoge.bin /Volumes/MBED
この場合,"RESERVED BIT"という文字列が書かれたfail.txtというファイルがmbedドライブにできる.
これはMac OS Xのcpやmvが拡張属性(Extended Attributes)やリソースフォークも一緒にコピーしようとするが,KL25Z/46Zのmbedドライブはこれに対応していないのが原因らしい(要確認).とりあえずこれらのコピーを行わないよう,cpに-Xオプションをつけると上手くいく.mvにはこのようなオプションはない.
cp -X hoge.bin /Volumes/MBED
NXP LCP800-MAXでも類似の問題が発生するが,やはりcp -Xで問題なくコピーできる.LCP1768ではこのような問題はない.