この記事はJetBrainsIDE Advent Calendar 2019の2日目の記事です。
前書き
Intellij IDEA(Ultimate)のRun/Debug Configurationsでは、Java/Kotlinのビルド・実行だけでなく、様々な設定を行うことができます。
この記事ではJava/Kotlin以外のコンフィグを設定する例として、npmのコンフィグ設定を触ってみます。
Java/Kotlin以外のコンフィグを設定する
コンフィグの追加はRun/Debug Configurationsウィンドウの右上の+ボタンから行うことができます。
画像の通り、この時点で大量の内容が設定できることが分かります(自分の環境では大分類だけで84有りました)。
また、Pluginを追加していくことで、設定可能な内容は更に増えていきます。
npm関連のコンフィグを追加をしてみる
今回は例として、npm関連のコンフィグを追加してみます(サンプルリポジトリとしてcharliekassel/vuejs-datepickerを利用させていただきました)。
まずそのまま追加を行うと以下のような画面になります。
Java/Kotlinの設定項目とは違う内容が出ています。
Scriptsを指定する
画像の通り、npmのコンフィグはpackage.jsonを読み込んでいます。
そのため、以下の通り、npm runで動かすScriptの指定には補完が効きます。
"scripts": {
"build": "npm run lint && rm -rf dist/* && rollup -c scripts/build.js && rollup -c scripts/build-locale.js",
"serve": "rollup -c scripts/serve.js --watch",
"test": "jest --config test/unit/jest.conf.js --coverage",
"lint": "eslint --ext .js,.vue src test/unit/specs",
"prepublishOnly": "npm run build"
}
Commandを設定する
先ほどの画像の通り、初期状態ではCommandにrunが指定されますが、ciやinstallといった内容も当然指定可能です。
Package Managerを設定する
画像の通り、Package Managerをnpmからyarnに変えるような設定も可能です。
まとめ
この記事ではJava/Kotlin以外のコンフィグを設定する例として、npmのコンフィグ設定を触ってみました。
紹介した通り、Intellij IDEA(Ultimate)ではnpmに限らず、様々なコンフィグにそれぞれの設定/補完が用意されています。
まだ触ったことのない方がいらっしゃいましたらこの機会に是非触っていただければ幸いです。




