はじめに
AWS ANSの試験勉強をしていて、DNSレコードタイプについて混乱してしまったので学習の整理を兼ねて記事を投稿しようと思った。
DNSレコードタイプ
ANS試験でよく出題されるレコードタイプは下記のものがある。
- Aレコード
- AAレコード
- Aliasレコード
- CNAMEレコード
Aレコード
ドメイン名を IPv4 アドレスに紐づけるレコード。
例: example.com → 192.0.2.1
AAレコード
ドメイン名を IPv6 アドレスに紐づけるレコード。
例: example.com → 2001:0db8:85a3::8a2e:0370:7334
CNAMEレコード
ドメイン名を別のドメイン名に紐づけるレコード。
別名であるドメインを正規のドメインにリダイレクトしたい場合などに使用。
www.example.com を example.com にリダイレクトする場合、www.example.com にCNAMEレコードを設定することで、どちらの名前でも同じウェブサイトにアクセスできるようになります。
Aliasレコード
特定の AWS リソース (CloudFront ディストリビューション, ALB, S3 バケットなど) を DNS 名として紐づけるレコード。
example.com → my-load-balancer-1234567890.us-east-1.elb.amazonaws.com
CloudFrontのIPアドレスは動的に変わる可能性がある。Aliasレコードを使用することで常にCloudFrontを向くようになる。イメージ的にはexample.comのドメイン名が指し示すのは特定のCloudFrontだよ〜と指定するようなもの