はじめに
本記事はQmonus Value Streamの投稿キャンペーン記事です。
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記事の内容
この連載は、ソフトウェア開発に必要不可欠な、指標という概念について解説します。指標とは、私たちがソフトウェアの品質についてしるための手掛かりとなるなんらかの数値、情報、検査結果です。この連載を通じて、以下のようなことを学ぶことができます。
- ソフトウェア開発における指標の性質を分類する
- ソフトウェア開発における指標の価値を理解する
- 指標の性質ごとに、適切な扱い方を把握する
この連載でも、「場合による」という言葉に逃げずに、なるべく網羅的・理論的な解説をします。
対象読者
- 新しくソフトウェア開発プロジェクトをリードすることが決まった新人リードエンジニア
- 最近開発プロジェクトにアラートを追加したが、無視されてしまった人
- 適切な開発者体験を提供するためのCI/CDや自動化について知りたい人
自動化が進んでいく世界でエンジニアに本当に必要なもの
私がこの記事を書くきっかけになったのは、あるプロジェクトです。そのプロジェクトでは、私が開発環境の作成の陣頭に立ち、張り切って様々な指標を導入しました。
例えば、テストカバレッジが低い場合にGitHub Actionsで警告メッセージを投稿する仕組みを作成しました。
しかし、私のチームでは、ほどなくして誰も警告メッセージを読まなくなってしまいました。
これは私が開発における指標について理解しておらず、その性質に適さない方法で開発環境を整備してしまったからです。
今回の記事のキャンペーンテーマであるQmonus Value Streamをはじめとしたツールは急速に普及しており、エンジニアは簡単に仕組み化することができます。
快適な開発環境を作成するために必要なスキル
ツールの整備とプラクティスの普及に伴って、開発環境を実装する方法よりも、どのような開発環境が望ましいのかを本質的・理論的に理解し、確信をもって応用ができるスキルの重要性が増している。
指標の性質を理解しておけば、指標ではなく本質的なアプリケーション開発に集中できるようになり、ソフトウェア開発体験は信じられないほど向上します。
ぜひ、この連載を開発体験の改善に活かしてください。
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