7
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

RubyとRailsインストール

Posted at

一応私の環境の紹介
OS centOS-7(1810)

##rbenv
これは既に入れたが、使い方を知らなかった。多くのサイトではこれを用いてRubyをインストールしているので、なんとなく入れた。いい機会なので少々調べてみた。
下のサイトが配布元であり、導入法がどこのサイトよりもわかりやすいと思う。今回の記事もこのサイトに沿って書いてある。
https://github.com/rbenv/rbenv

###概要
Rubyのバージョンを簡単に切り替えるためのツール。Bundlerと組み合わせるとRubyがストレスフリーになるらしい。
rbenvはパスの最初に挿入することで働く。
~/.rbenv/shims:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin
rehashingと呼ばれるプロセスによって、rbenvは、すべてのインストールしたRubyのバージョンのコマンドに対応する。

###OSの動き

$ ruby

とターミナルで入力すると、OSは登録されているPATHからrubyという名前の実行ファイルを探す。~/.rbenv/以下のshimsディレクトリから、rubyという名の実行ファイルを起動する。

###rubyバージョン選択
shimを実行すると、rbenvはrubyのバージョンを以下の順序で決定する。

  1. RBENV_VERSION環境変数を参照。rbenv shellコマンドで変数のセットができる。
  2. 作業ファイルのあるディレクトリからrootまで.ruby-versionを探す。
  3. カレントディレクトリからrootまで.ruby-versionを探す。
  4. ~/.rbenv/versionを参照。このファイルはrbenv globalで修正可能。

rbenv | global と local と .ruby-version の微妙な関係

###rubyインストール場所
~/.rbenv/versionsディレクトリ配下

###インストール方法
#####Macの場合

$ brew install rbenv	#ruby-buildも一緒にインストールされる
$ rbenv init
$ curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/master/bin/rbenv-doctor | bash

#####その他

その前に使用しているシェルの確認をする。
現在利用可能なシェルの確認

$ cat /etc/shells

現在利用中のシェルの確認

$ echo $SHELL

僕の場合はbashを利用している。というより、一番普通なのがbashだと思う。より高機能なシェルや、C言語ユーザーに適したシェルもあるが、この記事を見るような人は、僕のような初心者が多いだろうから、デフォルトのbashが無難だろう。

 # クローンを~/.rbenv以下に生成
 $ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
 
 # 次の行は、rbenvの高速化するために行う。失敗しても気にしないでOK
 $ cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src #この行は無視しても構わない。
 
 # ~/.rbenv/binへのパスを追加する。以下使用シェルによってコマンドが違うので注意
 # bashの場合
 $ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
 # Ubuntu Desktopの場合
 $ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
 # Zshの場合
 $ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
 # Fish shellの場合
 $ set -Ux fish_user_paths $HOME/.rbenv/bin $fish_user_paths
 
 # rbenvのセットアップ。このコマンド実行時下の初期化処理を促す文が表示される。
 $ ~/.rbenv/bin/rbenv init
 
 #初期化の処理をログイン時に一回行うようにする。
 $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
 
 # 適切なインストールがされたかの確認
 $ curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/master/bin/rbenv-doctor | bash

ちなみにGitを利用する方法(上でいうところのその他のOS)でインストールした場合、Gitを利用して最新版にアップグレードできる。

$ cd ~/.rbenv
$ git pull

###ruby-build(rbenvプラグイン)インストール
ruby-buildはrbenvのプラグインであり、rbenv installコマンドを利用可能にし、rubyのインストールが楽になる。ぜひ入れておくとよいだろう。

# Macの場合
$ brew install ruby-build
 
# rbenvのプラグインとしてインストールする場合
$ mkdir -p "$(rbenv root)"/plugins
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build

# rbenvを利用しない場合(スタンドアロンなプログラムとして)
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git
$ PREFIX=/usr/local ./ruby-build/install.sh

ちなみに、アップグレードは以下のようにできる。

 # Homebrew使用者の場合
 $ brew update && brew upgrade ruby-build
 
 # rbenvのプラグインとして利用している場合
 $ cd "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build && git pull

##Rubyインストール
ここではrbenvを利用してrubyをインストールします。
rbenvを利用しない方法は、割と簡単でしたので、調べてください。
私でもrbenv無しで最新版をインストールできたので楽勝です!(笑)
(今は私はrbenvを利用しています。)

 # インストール可能なバージョンのリストを表示
 $ rbenv install -l
 # バージョン指定し、インストール(今の最新バージョンは2.6.~じゃなかったけ?)
 $rbenv install 2.0.0-p247

###Gemインストール
rbenv versionで使用したいバージョンであるかどうかを確認したのち、Gemをインストールする。

まず、次のコマンドで、使用するバージョンを決定する。
Userのディレクトリ全体で使用するRubyのバージョンを指定。

$ rbenv global (your ruby version)
(例)
$ rbenv global 2.6.3

また、Rubyのバージョンを使い分ける場合は、カレントディレクトリで使用したいRubyのバージョンを選択する。
(注意)必ずしもディレクトリごとに使用するバージョンを設定する必要はない。したい人だけすればよい。ちなみに僕はしていない。

使用したいディレクトリにcdコマンドで移動してから

$ rbenv local (your ruby version)
(例)
$ rbenv local 2.6.3

次にGemの管理ツールBundlerをインストールする。

$ gem install bundler
ちなみにGemのインストール場所を確認するには、
$ gem env home

とでもすればいい。

###rbenvコマンド
例として以下を挙げる。
その他のコマンドを知りたい方は、ここをチェック

コマンド 説明
rbenv shellRBENV_VERSION環境変数をセットする
rbenv local .ruby-versionファイルを修正する
rbenv global ~/.rbenv/versionファイルを修正する

##Railsインストール
まずデータベースをインストールする。
ここでは、sqlite3を例にとる。

$ sudo yum install sqlite

インストールしたら、sqlite3のバージョンを確認し、正しくインストールできているか確認する。

$ sqlite3 --version

正しく、バージョン名が返されれば、インストールはできているので次に進もう。
次はいよいよRailsをインストールする。

$ gem install rails

ここで再び、インストールの確認のため、バージョンの確認をする。

$ rails --version

正しく、バージョン名が返されれば、インストールはできている。

###ハローワールド
Railsがインストールできたので、さっそくハローワールドしていこう。
まず、以下のコマンドを実行すると、blogディレクトリがカレントディレクトリに生成され、blogディレクトリ内にblogという名のアプリケーションが作られる。また、このアプリに必要なGemも、上の作業でbundle installしたときに生成されたGemfileの内容に従ってインストールされる。

$ rails new blog

次にblogディレクトリに移動し、WEBサーバーを起動させる。このWEBサーバーはPuma(プーマ)というRailsのデフォルトのサーバーです。

$ cd blog
$ bin/rails server

このコマンドが実行できたら、ブラウザを開き、http://localhost:3000 にアクセスします。
(注意)
私のように、VPSなどをCLIで利用している人はhttp://localhost:3000ではアクセスできません。

$ bin/rails server -b 0.0.0.0

などとし、外部から接続可能にしましょう。
このときは、http://(リモートPCのIPアドレス):3000でアクセスしましょう。
これでもできない場合はfirewallの設定で3000ポートが解放されていない可能性があります。
次のコマンドで3000ポートを開放します。

$ firewall-cmd --zone=public --add-port=3000/tcp

できましたら、アクセスしてみましょう。今度はできるはずです。多分...
アクセス確認できましたら、ポート開けっ放しはセキュリティ的にどうかと思うので、閉じましょう。
また使用したいときに開放すればいいのですから。

$ firewall-cmd --zone=public --remove-port=3000/tcp

image.png

https://railsguides.jp/getting_started.html

このページが正しく開いたら成功です!
起動中のサーバーを停止するにはCtrl+Cを入力してください。

引き続き頑張っていきましょう!

7
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?