目次
1.この記事を書いた経緯
2.使用した教材と勉強方法
3.かかった時間
4.かかった金額
5.苦労したところと対策
6.クラウドプラクショナーは取得するべきか
7.座学だけで合格できるか
8.まとめ
9.参考サイト
1-この記事を書いた経緯
IT業界の仕事に従事してはいる(非インフラ系)が、AWS実務未経験者がSAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)を取得するまでの備忘録として書きました。
以下本文内では、
「AWS Certified Cloud Practitioner」を「CLF」、
「AWS Certified Solutions Architect - Associate」を「SAA」
と呼称します。
注意点
本記事ではSAAの概要については特に説明しません。
概要についてはこちらを参照して下さい。
CLF(AWS Certified Cloud Practitioner)を取得した際の記事もこちらに書いています。
2-使用した教材と勉強方法
教材は模擬問題集と復習用のまとめノートだけ使いました。
➀ 【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
➁ 自作のまとめノート
以下手順で勉強しました。
- 模擬問題(➀)をひたすら解く。
- 間違えた問題とその関連知識をWEBで調べて、一元化してまとめる(➁)。
- ➁をまとめた翌日、1週間後、テスト直前に見直す。
※入門講座やハンズオントレーニングでの勉強は行っていません。
3-かかった時間
試験本番までのタイムテーブルは以下です(目安)。
試験日までに模擬問題を3周することを目標に予定を立てました。
※表内の➀,➁は 上記教材と対応しています。
期日(週目) | 勉強したこと※ | 時間(h) |
---|---|---|
2023/01/09 | ➀-模擬問題1(1週目) | 8 |
2023/01/16 | ➀-模擬問題2(1週目)、➀-模擬問題1(2週目) | 8 |
2023/01/23 | ➁ | 1 |
2023/01/30 | ➁ | 1 |
2023/02/06 | ➀-模擬問題3(1週目)、➀-模擬問題2(2週目) | 8 |
2023/02/13 | ➀-模擬問題4(1週目)、➀-模擬問題3(2週目) | 8 |
2023/02/20 | ➀-模擬問題5(1週目)、➀-模擬問題4(2週目) | 8 |
2023/02/27 | ➀-模擬問題6(1週目) | 7 |
2023/03/06 | ➁ | 1 |
2023/03/13 | ➀-模擬問題1~4(3週目)、➁ | 6 |
2023/03/19 | 試験本番 | ー |
合計で約56時間、3ヶ月かけて勉強しました。途中で急な出張が入ったので模擬問題6回分全てを3周するのはできないと判断して、模擬問題1~4回目までを3周することを目標に予定を変更しました。
CLFを取得した後に勉強を始めましたが、1週目の正答率が40~50%で結構ショックでした!そして2週目で60~70%、3周目で80%と徐々に正答率を上げていき、最終的には一発で合格することができました。
4-かかった金額
- 教材代1600円
- 受験費用15000円
合計で16600円かかりました。
5-苦労したところと対策
-
問題文が5行程度と長く、初見だと何を問われているのかわからない
CLFだと問題文が短く何を答えればいいかすぐに理解できましたが、SAAだとそのような問題がほぼなく、問題文を理解するのにも時間がかかりました。
対策として問題の中で何が問われているのか(論点)を明確にして、ノートにまとめました。 -
AWSのサービスを把握すること
CLFでも同じことで苦労しましたが、SAAではAWSのサービスについてより細かい内容についての理解が求められるので、「これ全部暗記するのか(絶望)」と何度も絶望しながら勉強しました。
対策として模擬問題の➀正解になっている選択肢のサービス、➁不正解になっている選択肢のサービス、③解説に出てくる類似サービスを論点と一緒にノートにまとめて、暗記をする内容を明確に絞りました。
6-クラウドプラクショナーは取得するべきか
取得するべきだと思いますが、必須ではないと思います。 クラウドプラクショナー(CLF)取得のメリットは、AWSサービスの概要を把握できることだと思います。したがってAWSサービスの概要理解するための入門・総論講座を受講するのであれば、あえてCLFを取得する必要はないと思います。
7-座学だけで合格できるか
ハンズオンはやらず、座学だけでも合格はできます。しかしながら、ハンズオンでトレーニングをすることは、AWSサービスの理解につながると思うので、勉強時間の短縮に繋がると思います。
8-まとめ
業務で扱ったことがなかったので合格できるかとても不安でしたが、なんとか気合でやり切りました。諸事情で合否結果を会社に報告しなければならず、合否が発表されるまで胃が痛かったです。仕事をしながらだとやはり業務との兼ね合いで、勉強時間の確保が難しくなるので、範囲を絞って勉強することが大事だと思います。私は1日の可処分時間を逆算して、入門講座をやっている時間は確保できないと考え、模擬問題を完璧にすることを目標に勉強しました。この記事がSAAを受ける方の参考になれば幸いです。