DenodoからAzure Synapse Analytics(旧SQLDWH)に接続
Synapseって聞いたときは何だか分からなかったのですがAzure SQL Data Warehouse の進化版だったのですね。
エンタープライズ データウェアハウスとビッグデータ分析がまとめられた無制限の分析サービスで、データ探索およびアドホック分析にはサーバーレスのオンデマンドクエリを使用し、最も要求の厳しいデータウェアハウスのニーズにはプロビジョニング済みのリソースを使用して実行することで、1 つのサービスですべてのワークロードに対応できるそうです。列ストアインデックスを使って高速化しているようです。
今回Denodo様の以下のナレッジを参考にDenodoからAzure Synapse Analyticsに接続してみました。
参考リンク:How to connect to Azure SQL Data Warehouse from Denodo
https://community.denodo.com/kb/view/document/How%20to%20connect%20to%20Azure%20SQL%20Data%20Warehouse%20from%20Denodo?category=Data+Sources
【環境】
Denodo 8.0 20210209
SQLプールへの接続文字列の取得
Azure Synapse Analyticsのワークスペースなどの設定はまっぴぃさんの記事を参考にしました。
Azure Synapse Analytics workspace 環境構築
https://qiita.com/ymasaoka/items/2f311dff91de84e13f36
Azureポータルから必要なワークスペースを作成します。また接続に必要なSQLプールも適切なData Warehouseユニット(DWU)を指定して作成します。
その後SQLプールにアクセスして[接続文字列]の[データベース接続文字列の表示]のリンクをクリックします。
[JDBC]タブの[JDBC(SQL認証)]の文字列をコピーして保存しておきます。
Denodoからの接続
Design StudioでJDBCを選択して[Azure Synapse SQL(aka Azure SQL Data Warehouse]を選択します。
ここでJDBC接続文字列のuserとpasswordは後で指定する為に削除します。
jdbc:sqlserver://denodo-example.sql.azuresynapse.net:1433;database=pool1;user=sqladminuser@denodo-example;password={your_password_here};encrypt=true;trustServerCertificate=false;hostNameInCertificate=*.sql.azuresynapse.net;loginTimeout=30;
以下の値を入力してテスト接続が成功する事を確認します。
- Azure Active Directory 認証を利用した接続
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/connect/jdbc/connecting-using-azure-active-directory-authentication?view=sql-server-ver15
それはさて置き接続は直ぐに出来ました!