技術書典6に出展してきたので振り返りです。
前回記事に続き、これから初めて出展する!という方の参考になればいいなと思います。
前回記事 → 技術書典6に出すまで振り返り
被チェック数の推移と売れ行き
おそらくみんなが気になるのはこれですね。
被チェック数を直前まで記録していなかったため、直近のみとなりますが、こちらです。
実施4日前に100を超え、当日朝で240、当日終了時で300超えました。
それに対して販売数は106冊(物理本98冊+PDF版8冊)でした。
目安として考えるのであれば、4日前の被チェック数分、もしくは当日朝のチェック数の40%ぐらいでしょうか。
14:30に物理本が売り切れてしまったので、もしかしたらもう少し印刷を多めにしても良かったかもしれません。
ブースデザイン
サイズ
思ったより狭いです。立ち読みする人が隣のブースにはみ出て迷惑になることがあるので、適宜そっちに行かないように促す必要がありました。
金額表示
見本誌に値段を書いていたけれども、誰かが立ち読みしていると値段がわからない事案が発生しました。当たり前ですね。
見本誌に書く値段とは別に、明示的なプライスカードを用意するべきでした。
光り物
NexPixcelの光る眼鏡をずっとつけていましたが、時々きになって立ち寄ってくれる人がいたのは良かったです。やはり、光る/動く/音がなるは人の目を引いて良いです。
ここはハードウェア関係本の人は特色を一気に出していきたいですね。
ポスターとか
机が人混みで隠れるので、縦方向に伸びる何かがあったほうが良かったです。
ポスター+三脚とか。
本を手に持って掲げながらの呼び込みはある程度効果があったのかなと思います。
見本誌の数
1冊でやろうとしたが、無理でした。見本誌待ちの列ができてしまいます。
2冊はほしいです。
(今回は見本誌じゃなくても立ち読みいいよ!って雰囲気でごまかしました。)
100冊売るなら見本誌2冊、200冊売るならその倍とかいるんですかね。
簡単後払いの対応
とても便利でした!これの対応は必須と言えると思います。
来客者も慣れた感じでしたし、小銭の対応がなくなるのはでかいです。
簡単後払いなら小銭の心配しなくていいのでギリギリまで値段下げる・・とかしたいですね。(現金:1000円、後払い900円とか)
人関係
売り子
2人は必須です。1人だとトイレにもいけない・・・。
掛け声
したほうがお客さんの入りが良かったです。
特に、皆さん丁寧なのか、「手にとっていいですよ」の一言がないと見本誌を手に取らない方々が多かったです。
見本誌なので勝手に取って読んでいいんですけどね。
ブース巡り
開始前は優遇になるので(?)販売禁止らしいですが、11時の会場してからお客さんが入ってくるまでの間の数分に駆け込み買いをする方が多かったです。
今回は2人で、最初は慣れるために2人体制、30分たった頃に1人ずつ交代でブースめぐりしました。行きたいブースの事前チェックをしておいたので、スムーズに巡って返ってこれて、自分のブースにいない時間も少なくできてよかったです。
持ち物関係
あってよかったもの/ほしかったもの
- はさみ
- セロハンテープ
- ふせん/ラベルシール/スケッチブック
- 太字のペン
- プライスカード
- ポスタースタンド
- 飲食物
ブース準備時
印刷所から届いていた箱を開けるのにハサミが必要です。また、ブース設計になにかとセロハンテープが活躍しました。
今回、ふせん+セロハンテープで「見本誌」や「1000円」と書いていましたが、ラベルシールがあればそちらのほうがきれいだったかもしれません。
ふせんにしろラベルシールにしろ、それに書くための太字のペンは持っていくべきでした。
ポスタースタンドやプライスカードは前述のため省略.
飲食
お昼準備しましたが、食べる暇なくそのまま持ち帰ることになりました。食べるの忘れるぐらい熱中してたとも言えます。
逆に水分は、500mlペットボトル3本用意していきましたが足りず、4本目を買いに行きました。自販機は会場出てすぐのところにあるので、再入場規制期間(AM?)以外は手軽に買いに行けると思います。
お客さんの反応
見本誌の見方としては下記のパターンが多かったです。
- ぱらぱらと全体を見る
- はじめにをじっくり見る
- 目次をみる
つまり、
- ぱらぱらと全体を見る → 写真/イラストに惹かれる
- はじめにをじっくり見る → 導入文章に惹かれる
- 目次をみる → 全体構成に惹かれる
それ以外の、例えば第3章の本文なんて、誰も見本誌では読んで無いんじゃないでしょうか。
本の文章の中でも、イラストや写真でわかりやすくなっているか、導入文書できちんと人が惹きつけられるか、目次を見ただけで内容イメージができて興味が沸くか というは、本を作る中でも特に重要そうです。
まとめ
いろいろもっとこうしたら良かったーはあるものの、十分合格点を出せるぐらいの展示はできたと思います。えいやっ!っていってもなんとかなるものなので、とりあえず申し込んで見る からのてがるな参加が増えればいいなと思っています。