概要
ArchLinuxでのPostgreSqlの構築について紹介します。
PostgreSqlは、Arch Linuxの公式パッケージリポジトリで入手でるため、非常に簡単にインストールできます。
PostgreSqlbのインストール
まず、pacmanパッケージマネージャーのパッケージデータベースを更新します。
sudo pacman -Sy
次のコマンドを実行し、ArchLinuxにPostgreSQLインストールします。
sudo pacman -S postgresql
バージョンの確認
postgres --version
実行ステータスの確認
sudo systemctl status postgresql
PostgreSQLを起動するためにはPostgreSQLのデータディレクトリを初期化させる必要があります。
また、PostgreSQLのデータディレクトリを初期化する前に、次のコマンドを使用してpostgresユーザーとしてログインする必要があります。
※PostgreSQLを使用または管理するには、常にpostgresユーザーとしてログインする必要があります。
そうではない場合、権限エラーが発生し、機能しない可能性があります。
sudo su - postgres
次のコマンドでPostgreSQLのデータディレクトリを初期化し、データディレクトリが生成されます。
※ Arch Linux上のPostgreSQLのデフォルトのデータディレクトリは/ var / lib / postgres / dataです。
initdb --locale en_US.UTF-8 -D /var/lib/postgres/data
postgresユーザーからログアウトします。
exit
PostgreSQLのデータディレクトリが生成されたので、次のコマンドでPostgreSQLを起動できます。
sudo systemctl START postgresql
次のコマンドでPostgreSQLが再度実行されているかどうかを確認できます。
sudo systemctl STATUS postgresql
システムの起動時にPostgreSQLを追加して、システムの起動時に自動的に起動するようにするには次のコマンドを実行し、PostgreSQLをシステムの起動に追加します。
sudo systemctl enable postgresql
以上でArchにPostgreSqlを簡単にインストールし、また、システム起動にPostgreSqlを自動的に起動させることができます。