概要
Windows SIM1で応答ファイルを編集しても、正しい応答ファイルが作成されるとは限らない。
何があった?
Windows SIMでWindows 2016用の応答ファイルを作成。
いろいろ動作検証をしていたため、設定値を変えたり、消したりしていた(Windows SIM上から)。
そして気がついたら、Sysprep2に失敗するようになった。
応答ファイル読み込み失敗の無限ループで、OS起動不可・・・
(仮想環境で検証していたので、スナップショットを取っておいて良かった!)
原因は?
調査の結果、Windows SIMから、「設定値」を削除したら、「設定項目」のタグだけ残っていた。
不要なタグを残ったままにしておくと、応答ファイル読み込み時に、処理に失敗する。
(ツールを利用しているから大丈夫、と過信するのはよくない。。)
対処方法
手っ取り早い方法は、応答ファイルの中身を直接編集し、不要なタグを削除してしまうこと。
自信が無い場合は、Windows SIMから、対象の「コンポーネント」を削除して、再登録するのが無難。
今回は、プロダクトキーのタグが残っていた。これを手動で、応答ファイルから削除したらSysprepに成功した。
untitled.xml
<settings pass="specialize">
<ProductKey></ProductKey> ←これが残っていた。手動削除でSysprep成功。