以前、「React Native製、予定作成アプリ「ペペロミア」を公開しました」の記事を投稿しましたが、その続編です。
■React Native製、予定作成アプリ「ペペロミア」を公開しました
https://qiita.com/wheatandcat/items/3324dfd141729e46009f
その後デザインをリニューアルしたので、進め方と変更した箇所について紹介していきます。
Figma
プロトタイピング(デザイン)ツールです。
出来ることはSketchと似ていますが、1人で使用するなら無料でブラウザで使用可能なので導入のハードルが低いので、個人プロダクトではオススメです。
今回はFigmaを軸にアプリのデザインリニューアルを進めました。
UIリニューアル
アイコン変更
まずは、新規アイコンを作成して、
そこからPrimaryカラー、Secondaryカラーを決めてデザインの方に反映させていきました。
アイコン自体ペペロミアの名前と植物というキーワードから膨らませて、
取り敢えずそれっぽいアイコンを色々描いてみて見て、そこから整えていきました。
以下はアイコン考え時の残骸です。
Figmaでカラーを管理
デザインに統一性を出すためカラー管理が必要だったので以下のように管理しています。
- カラー管理用のページを作る
この機能を使用してUI側にカラーを設定していきました
UI作成
まずFrameを追加していきます
各デバイスのサイズがあるので、今回は「iPhoneX」を指定します
これでFrameができたので、画面を作っていきます。
まずは、背景色を設定
ヘッダーにスマホっぽい情報を追加
今回は予定作成のタイトル画面を作るので予定名のinputを追加
画像とか追加
さらにキーボードと入力カーソルを追加してみる。
これで大体それっぽくなるかなと
このFigmaを元にReact Nativeで画面を作成しました。大体こんな感じで進めていきました。
ちなみにキーボードとかヘッダーとかFigmaのcomponentで管理しているので、
共通のパーツとして、どこでも使用可能です。
component登録をするとAssetから簡単にドラッグ&ドロップできるので使いやすいです。
ProtoTypeで画面遷移を管理
FigmaにProtoTypeによる画面遷移の管理も行えます。
設定するとこんな感じになります
ProtoTypeのプレビューを使うと、こんな感じに操作できます
FigmaのProtoTypeプレビュー機能 pic.twitter.com/L9gBam795v
— 飯野陽平 (@wheatAndCat) August 1, 2019
プレビューリンク
こちらのリンクから実際に操作可能です
アプリのリニューアル前、リニューアル後比較
実際のアプリの変更差分について紹介していきます
ホーム画面
スケジュール画面
スケジュール画面
- URLと集合場所の入力を追加
スケジュール作成画面
タイトル未入力
タイトル入力後
また、キーボード入力を2回タップすると候補から選択可能なUIを追加しました
スケジュール作成後にスケジュール追加
初期状態
詳細スケジュール追加後
ちなみにv1.0.5ではヘッダーがスクロールさせると以下のように短縮されるように変更しています
Storeのスクリーンショットを作り直しました
以前は、AppLaunchpad でスクリーンショットを作成していましたが、
こちらもFigmaで作ったら良いかもと思い、作ってみました。
スマホの画像は以下のサイトから作成しています。
Figmaで作成
で、これをベースに他のデバイスも作成
Apple StoreとGoogle Playの表示
Webサイトもリニューアルしました
Webの方もFigmaベースで作り直してみました
Figma
実装してみた
まとめ
- Figmaは操作が簡単で多機能な良いツールでした。
- Storeのスクリーンショット、Androidの広告バナーやGoogle認証の画像を、どう管理しようかと悩んでいましたが、Figmaで作ってそのまま管理すれば良いかなと思いました。