はじめに
はじめまして! AXLBIT株式会社ソリューション部に所属している、2025年4月新卒入社の 草開 新太郎 (Shintaro Kusabiraki) @wbelucky です。普段は OpenStackベースのクラウド基盤, Virtuozzo Hybrid Infrastructure (VHI)1 という製品の技術検証やサポート業務を担当しています。
この度、2025年9月5日に行われた、Cloud Operator Days Tokyo 2025 (CODT)2) のクロージングイベントに弊社から草開が登壇させていただき、ヤングオペレーター賞を受賞いたしました。
私の発表テーマはこちらです。
タイトル: VMwareからのOpenStack移行戦略:virt-v2vによる実践と運用基盤構築のポイント
講演概要: VMwareからの移行先としてOpenStackは有力な選択肢の一つです。本講演では、OpenStackへの移行を実現するOSSツールvirt-v2vに焦点を当て、その機能と具体的なVM移行プロセスを解説。さらに、OpenStack環境の構築・運用における課題と、それらを包括的に解決するアプローチの一つである Virtuozzo Hybrid Infrastructure についても紹介します。
この記事では、発表の概要と記事執筆の試行錯誤を簡単に振り返ります!
簡単な発表概要
今回はVMwareからOpenStackへのVM移行方法を焦点に挙げ、移行ツールとしてvirt-v2vを挙げ、移行の動作の詳細と、移行検証結果を共有しました。
移行の動作についてのスライド :
VMware vCenterからOpenStackへのVM移行について、virt-v2vの動作順序について解説しています。
NBDというプロトコルで移行元の仮想ディスクをマウントし、OpenStack APIと協調しつつ移行元VMを移行先環境へ複製する処理について述べました。
移行検証についてのスライド :
VDDK(VMware Virtual Disk Development Kit) を使うことで、VM移行にかかる時間を短縮できることを示唆する検証結果を共有しました。
また、移行に関して、移行先のOpenStack環境をどう構築するかという課題に対して、商用ディストリビューションの活用を提案し、その一例としてVirtuozzo Hybrid Infrastructure(VHI)の紹介をしました。
発表についての振り返り
私が2025年4月に現在所属のソリューション部に配属されましたが、その4月の中旬にCODTへの資料作成について依頼され、5月中にテーマの調査、6月中に検証とスライド作成、提出といったスケジュールで進んでいきました。
当時はOpenStackやVHIについては知見が少なかったですが、Virtuozzo Japanの技術担当の方やOpenStackユーザ会の方に助けられつつ、無事発表を完成させることができました。この場を借りて感謝申し上げます。
調査のためのAI活用について
その他、今回の取り組みについては 調査、検証のためのAI活用 を個人的に意識しておりました。
主に以下のようなサービスを活用しておりました。
- NotebookLM: PDF資料(VHIの公式Documentや既存の検証記録)を読み込ませ、専門的な内容について自然言語で質問・検索するのに活用しました。ドキュメントをMarkdownに変換・結合して記事数制限を回避する工夫も行いました。
- Gemini: 「技術Aと技術Bの関係性は?」といった抽象的な疑問の壁打ちから、コマンドのオプション確認、簡単な検証スクリプトの作成まで、日々の調査の相棒として活用しました。約1ヶ月半で 203個のスレッド を立てるほどヘビーユースしました。APIが無料で使える点や、CLIツールも便利でした。
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DeepWiki: Devinの開発元であるCognition社が提供。
- オープンソースの各GitHubレポジトリがLLMによって要約されているサイトです。
- ソースコード上の実際の実装箇所が参照されており、virt-v2vなどのソースコードを読む補助として利用しました。
どのサービスも結果調査のコストを減らしつつも、情報の裏取りを確実に行えるもので、早く正確な調査ができたと思っております。
最後に: Virtuozzo Hybrid Infrastructure (VHI) についてご紹介
今回の発表で商用OpenStack基盤の一つとして名前を挙げるVHIは、OpenStackをベースとしながら、その複雑な構築・運用を簡素化するソリューションでVMwareからの移行先としても有力な製品です。ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクもご覧ください。
- Virtuozzo | AXLBIT (弊社製品ページ)
- 仮想化基盤の構築がもっと簡単に! AXLBIT、Virtuozzo K.K.と国内初の販売店契約を締結 (プレスリリース)
- Virtuozzo Hybrid Infrastructure(VHI)を本格的に理解しよう(入門編) #AWS - Qiita
今回の発表内容について詳しく知りたい方は発表の全編動画3が
ございますので、興味がありましたら是非ご覧ください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!




