エンジニアとはなんぞ
そこのあなた、エンジニアですか?
そうですよね、だと思いました。
ということで(おそらくエンジニアであろう)そこのあなたにお伺いします。
エンジニアってなんですか?
自分は今までエンジニアと関わったことはありませんでした。
というか関わるとはこれっぽっちも思ってませんでした。
そんな自分が約2年間、エンジニアスクールに通い、友達と一緒にPC並べてC言語書くことになるとは一体誰が想像したでしょう。
文系で完全に知識ゼロの人間から見た『えんじにあ』という職、世界。
何もかもが新鮮で、それは驚きと発見の連続でした。
せっかくなので、エンジニアとはなんぞ? という所から始めてみましょう。
この記事がこれからエンジニアになりたい人、でも一歩踏み出せない人の参考になれば幸いです。
数学ができない。
本当に数学ができなかった。
微積とか、関数とか、ぶっちゃけ単語を見るだけでアレルギー。
模試は20点くらい、ひどいと10点とか(200点満点)
それでもソードアートオンラインの影響で天才科学者 茅場には憧れていた。
そんな典型的な文系でした。
sate,
勘が良いみなさんのことです。
エンジニアにとって数学は必須スキルではない(と思いたい)、と思うでしょう。
しかしド文系からすると、そんなこと知る由などありません。
というか当時の自分(高校生)はエンジニアと聞いたら、マトリックスみたいに文字がビャー! って出てくるアレとフード被ったなんか賢そうな人、みたいなイメージしかありませんでした。
理系コースの人が物理だの数3をやっている間、我々文系は”アルカイックスマイル”とか、”ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世”とか、”マルクス・アウレリウス・アントニヌス”とかを頭に叩き込んでいた訳です。そんな自分もなんやかんや大学生になったのですが、新型コロナの影響で家から出られない生活が始まります。
まぁ暇です。
何もできないし、とにかく家で小説を読み、映画を見て、音楽をするという何とも文化的な生活を送っていました。
”エンジニア”との邂逅
ある日の深夜、何気なくテレビを垂れ流していました。
するとカッコいい近未来的な音楽と、ピクトグラムを使ったオシャレなCMが。
「問題解決型学習」「エンジニア養成機関」「学び方の学び方」
「誰でも挑戦できる学校 42Tokyo。」
そう締めくくられた1,2分程度のCMが切れた瞬間、ビビッときちゃったんです。
この時ばかりは、生活リズムが狂いに狂っていた自分を褒めてあげたいですね。
寝る前に「42Tokyo」を検索して、この時初めて『エンジニア』という職種が頭の中にやってきた訳です。
さて、エンジニアという単語と出会ったものの、未だド文系には多くのハードルが立ちはだかります。実はここからスクールを受験するまで、約半年以上空くのですがそれはまた別のお話。
次回は「僕と試験と42」です。
またお会いしましょう。