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文系大学生がエンジニアになろうとしたAdvent Calendar 2024

Day 2

文系大学生がエンジニアっぽい何かになろうとした②

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僕と試験と42〜1次試験〜

さて、前回の記事でエンジニアという単語と出会った訳ですが、ここからが正念場です。

42Tokyoを知ったはいいものの、ここに入学するまでには2つの試験を突破する必要があります。
今回はその一つ目について軽くお話ししましょう。

42Tokyoの1次試験はエンジニア適性検査的なやつです。
この字面を見た瞬間、おわった、と思いました。

それもそのはず、僕は生粋の文系なので「適性検査」とか言われたら

「適性なんてある訳ないだろ! こちとら数学20点ぞ!?」

となる訳です。

ともあれ、受けないことには始まらないのですが、僕はしばらくこの1次試験を受けませんでした。

理由はふたつ。

1 難しそうなので対策をしたかった
2 スケジュール的に調整をつけるのが難しかった

1に関してはネット上で情報を集めようとしたのですが、そんなに有益なものは見つからなかった気がします。(探し方が悪かっただけかも)

2に関しては、ぶっちゃけこれが一番大きな理由です。「なんやかんや3時間くらいはかかる」みたいなことが書いてあったので、万全の状態にするためにも静かな場所と、充分な時間が欲しかったのです。

そんなこんなで、結局1次試験を受けたのは、42Tokyoと出会って半年後でした。

僕と試験と42〜2次試験〜

1次試験の内容は伏せますが、割合の計算が時々できなくなる僕でも突破できた、とだけお伝えしておきましょう。

1次を突破したのはいいものの、次は2次試験。
ピシンと呼ばれるこの試験はなんと一ヶ月もの期間を要します。

僕は当初からこの試験にフルコミットするつもりでした。フルコミットする理由は以下の通り。

1 完全初心者で、(多分)誰よりもスタートが遅れているから
2 仲良くなる時間をとりたい

おそらく応募者の中で誰よりもできない自信がありました。
だって数学も物理も、ひいては算数すら怪しい僕です。
応募者は理系が多くなりそうだし、きっとみんな微積が出来る側の人間でしょう。
そうなれば僕は誰よりも勉強しなくちゃいけません。

あとは、この試験の中で何か一つでも爪痕を残せるところが必要だと思いました。
そうして僕が導き出したのが

とにかく時間で殴る

でした。
とにかくフルコミットして誰よりも試験に関わる。
そして参加者全員と仲良くなって、もしかしたら「あいつと一緒に入学したいから助けたろ」みたいなことにならないかなぁ……。といった甘い幻想を抱いていたわけです。

以上の理由によって、ピシンを受けるのは夏か冬の長期休み期間のどちらかです。
1次を突破した時点で夏休み終盤だったので、準備するためにも冬休みに受けることにしました。

こうして、42Tokyoと出会ってから約1年の時を経て、ついに42Tokyoの門をくぐる日がやってきます。

続く

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