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ACMで証明書を発行し、好きなドメインでcloudfrontを利用する

Last updated at Posted at 2020-10-02

cloudfront.net以外のドメインでwebページを配信したのでやり方をまとめておきます
cloudfrontでページの配信はできたけどドメインを変えたいという人の参考になればと思います

目的

自分が取得したドメインを用いてコンテンツを配信する

やること

  • ACM(Amazon Certificate Manager)で証明書を発行する
  • cloudfrontのCNAMEを設定する
  • Route53でDNS設定をする

前提

  • ドメインを取得済
  • cloudfrontでコンテンツを配信済み

ACMとは

AWS 管理のリソース(cloudfront, ELB)に対して SSL/TLS 認証のプロビジョニングを行うことができるサービスです
AWS限定ですが、証明書の発行が無料かつ簡単にできるということですね
使わない手はないです

やり方

ACM

リージョンをバージニアにしてからACMにアクセスします
(cloudfrontではバージニアしかACMを利用できません)
証明書のプロビジョニング欄の「今すぐ始める」をクリック
スクリーンショット 2020-10-01 13.25.44.png

パブリック証明書のリクエストが選択されていることを確認して「証明書のリクエスト」をクリック
スクリーンショット 2020-10-01 13.26.02.png

ドメインを記入して(example.comなど)次へをクリック
スクリーンショット 2020-10-01 16.18.26.png

ドメインの検証方法を選択します
Eメールの検証を選択してしまうと825日ごとにメールを受信し、対応しなければならないので
DNSの検証を選択します

スクリーンショット 2020-10-01 16.21.45.png

cloudfront

cloudfrontでCNAMEと証明書の設定をします
CNAMEとはドメイン名のあだ名みたいなものです
今回は***.cloudfront.netのあだ名としてつけます
GeneralタブでEditをクリックします
スクリーンショット 2020-10-02 10.01.26.png

CNAMEs欄にドメインを入力します
ACMで正常に証明書のプロビジョニングができていればSSL Certificateの欄の
Custom SSL Certificateが選択できる様になっているのでそちらを選択します
プルダウンメニューから発行した証明書を選択して「Yes Edit」をクリックして完了です
スクリーンショット 2020-10-02 10.00.56.png

Route53

DNSルーティング設定をしないとまだアクセスできないので
cloudfrontで設定したCNAMEをRoute53に設定します

「ホストゾーンの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-10-02 10.36.04.png

ドメイン名を入力してパブリックホストゾーンが選択されていることを確認して「ホストゾーンの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-10-02 11.07.07.png

作成したホストゾーンをクリックしてレコードを作成します
ルーティングポリシーはシンプルルーティングを選択
スクリーンショット 2020-10-02 11.09.14.png

「シンプルなレコードを定義」をクリックするとこんな画面が立ち上がるので
トラフィックのルーティング先をCloudFrontディストリビューションへのエイリアスにして
ディストリビューションを選択をクリックしてルーティングしたいcloudfrontを選択
(レコード名とcnameが一致しないとプルダウンに選択肢が出てこないです)

レコードタイプはAを選択します
最後に「シンプルなレコードを定義」をクリック
スクリーンショット 2020-10-02 11.10.54.png

自分で設定したドメインにアクセスするとページが表示できます
おめでとうございます!

最後に

ドメインの設定や証明書の発行など今までやったことがなかったので勉強になりました
手順通りやるのは簡単でしたが、何が行われているのかを考えながらやると思いの外自分の理解が浅かったので時間がかかってしまいました

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