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数字を大切にしてあげてますか?

Last updated at Posted at 2021-12-28

はじめに

数字と聞いてアレルギー反応を示した方、ご安心ください。難しい分析の話等はいたしません。今回は考え方の話のみですので、肩の力を抜いてお読みいただければと思います。

"数字"を大切にしてますか?

お仕事をする上で誰しも一度位は数字の大事さを耳にすることがあると思います。そんなお仕事には切っても切り離せないこの数字。皆様は本当にこの数字を大切に扱っていますか…?

数字を使う意味

皆様は数字をどのように利用してますか?お仕事の数だけ使いみちはあると思いますが、一般的には以下のような使い方なのではないかな?と考えてます。

「解決したい問題に対して数字を根拠に仮説をたてたり、数字をつかって目標と現状の差を理解したりすること。」
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いや…そんな当たり前のことドヤられても…。なんて思った方が多数かと思います。それはそうですね。ごめんなさい。
しかし改めてよく考えて見てください。本当にきちんと数字を元に予測や原因の究明を行えていますか?意外と数字を眺めるだけ、あるいは数字を羅列するだけで満足してはいませんか?

身近過ぎて忘れがちな大切な存在

上のテキストを読んでドキッとした方もいるのではないでしょうか?数字をきれいに並べる。数字を抽出する。筆者の経験ですが意外とこれで満足する人が少なくありません。
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かくいう私も過去に日々の様々なデータを集計していく中で、数字を集計してまとめるという作業が目的になってしまい、いざ上長に問題点や改善点の提案を要求された時、きちんと答えられなかった苦い経験がありました。
お仕事の忙しさにかまけて手段と目的が入れ替わってしまった典型ってやつですね…。

そんな私のような失敗をしないためにも、身近にあるこの数字の大切さをしっかり理解し、いつまでも大切に扱ってあげてください。

私の数字との付き合い方

あくまで一例になりますが私の数字の使い方を紹介します。まだ仲良くなれていない人はよろしければ参考にしてみてください。

1. 効果測定をする
自分が立てた数値化した目標と現実結果として出た数字を比較しその差を確認します。目標値との乖離を見えるようにすることで、今自分が持つ問題点に気がつけるかもしれません。
ちなみにこれを意識すると事前に目標を建てることができ、成長意欲や達成意欲を持ってお仕事ができるのでオススメです。

2. 浮かび上がった問題の原因を究明する
仮に「1」で問題が出た場合、数字を使うことで問題の原因となる部分を見つけられるかもしれません。
今回は例として目標の売上に到達しなかった問題を解決したいとしましょう。
当たり前ですが売上の数字を見るだけでは問題の原因となる部分を見つけることはできません。この場合、売上を支える数字、例えば購入者数や購入された商品の数などに改善できる部分が無いかを確認することで原因解決の為の仮説を立てることが可能になります。
なおこの考え方に慣れてくることで自分がどんな数字に興味・関心事があるかもわかってきます。

3. 仮説検証をする
最後は数字を直接使うわけではないですが、数字を元に導き出した仮説から問題解決の為の施策を考えます。もちろんこの施策に効果があるかを調査することも必要になるため、「3」が終わったらまた「1」に戻って効果測定をしてみましょう。

絵にすると以下のような感じでしょうか。よろしければ参考にしてみてください。
image.png

まとめ

数字はお仕事をする上で非常に大事なものです。しかし、数字は出力するだけ、並べるだけでは意味を成しません。今回のお話に心当たりのある人は、数字を使う意味を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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