経緯
新人教育をしている際に、SSHキーの生成がうまくいかないことが多く、
時間が必要だったため。
概要
・わかりやすいドキュメントを作り、新人育成に役立てる
・新人教育の負担を減らすため
前提条件
ある程度コマンドラインの使い方がわかること
SSHキーとは
SSHキーは、セキュアなリモートアクセスやデータ転送において不可欠な役割を果たします。以下にその重要性を要約します。
強力な認証: SSHキーは長くランダムな鍵ペアから成り、高度なセキュリティを提供します。これにより、推測や解読を難しくし、従来のパスワードよりも安全な認証が可能です。
セキュリティの強化: パスワードを使用する代わりにSSHキーを使用することで、不正アクセスやパスワード漏洩のリスクを減少させます。
共有と利便性: SSHキーは所有者のみが秘密鍵を持つため、安全な共有が可能です。一度の設定で複数のサーバーにアクセスでき、効率的な作業が可能です。
セキュリティと利便性のバランス: SSHキーはセキュリティと利便性のバランスを提供します。適切な管理とパスフレーズの設定により、高い安全性を確保しながらも利用しやすさを維持できます。
SSHキーは、リモートアクセスとデータ転送の際のセキュリティを確保するために不可欠なツールです。適切に利用することで、安全なオペレーションを実現できます。
手順
本手順ではユーザーのPCのホームディレクトリにキーペアを作成します。
①Users/ユーザー名/ の場所に.sshフォルダを作成します。
②ssh-keygenコマンドでキーペアを作成します。
アルゴリズムは ”ED25519”、コメントはGitLab上の自身のメールアドレス を設定して進めます。
ssh-keygen -t ed25519 -C "メアド"
次にキーペアの作成場所とファイル名の確認が表示されます。
今回はデフォルトのままEnterキーを押下して先に進めます。
SSHキーの作成ができたら、SSHキーのコピーを行います。
.sshフォルダに入り、ファイルが作られていると思いますので、.pubの方を
メモ帳で開き、中のコードを全てコピーします。
後は、GitLabに入り、右上のアイコン→setting→SSH keyと画面を移動し
SSHkeyの登録を行えば終了。
参考サイト
GitとCI/CDに関する知識ゼロのSEが、GitLabでSSHプロトコルでクローンとプッシュを試すだけの記事 - ネットワールド らぼ