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pipコマンドが認識されなくなったときの対処法

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The “'pip' is not recognized as an internal or external command“

pipに限らずよくあります。
内部・外部コマンドとして認識されない系エラー です。
パスが通ってないことが原因 (であることが多い) ですが、今まで普通に使えてたのに急にこのエラー吐かれてちょっとびっくりしました。

パスも長いので、備忘録的にまとめました。
こんな雑な記事で誰かのエラーを救えたらそれ以上の幸せはありません。

ちなみにWindows10を使用しています。

解決策

1. まずは本当にパスが原因か調べよう

  1. Win + R で [ファイル名を指定して実行] を開く
  2. cmd と入力
  3. コマンドプロンプトが起動するので、echo %PATH% と入力し、今通っているパスを確認する
  4. Python xx\Scripts\ みたいな文字列があればパスは通ってます (xはPythonのバージョンによるので、39とか310とか)

ここで通っていた人は 3. 修正 に、通ってなかった人は 2. pipをPATHに追加しよう へどうぞ

2. pipをPATHに追加しよう

  1. Win + R で [ファイル名を指定して実行] を開く
  2. sysdm.cpl と入力、[システムのプロパティ] にアクセスできます
  3. 詳細設定 > 環境変数
  4. システム変数 > Path を選択し、編集 をクリック
  5. 新規 をクリックし、インストールパスを追加
  6. これでpipコマンドが通るようになればOK

インストールパスについて
デフォルトはどうやら C:\Users\"user-name"\AppData\Programs\Python\Python xx\Scripts らしい
自分のパスは C:\Users\"my-name"\AppData\Local\Programs\Python\Python39\Scripts だった

3. 修正

そもそもpipというのは、Pythonのパッケージを管理してるツールです。
ということもあり、Pythonをインストールしたときにpipも一緒にインストールされることがあります。
ですが一部のPythonインストーラだと、デフォルトインストールからpipを除外してあることもあるんです。
じゃあそのデフォルトで外してあるやつを、一緒にインストールされるように修正しようぜ、ってことで下記

  1. Win + R で [ファイル名を指定して実行] を開く
  2. appwiz.cpl と入力、[プログラムと機能] にアクセスできます
  3. Python 3.x ([32 or 64]bit) を右クリックし、変更 を選択
  4. 修正 をクリック
  5. [pip]のチェックボックスにチェック を入れ、次へ
  6. インストール をクリック
  7. これで通るはず...

これでも通らない場合はたぶんPythonを再インストールするのが良いと思うので、そうしてください (投げやり)
一応、簡単な再インストール手順も書いておきます

4. Pythonの再インストール

  1. Win + R で [ファイル名を指定して実行] を開く
  2. appwiz.cpl と入力、[プログラムと機能] にアクセスできます
  3. Python 3.x ([32 or 64]bit) を右クリックし、アンインストール を選択
  4. 一度PCを再起動します
  5. Python公式から任意のインストーラを落としてきます
  6. インストーラを起動し、[Python 3.x を PATH に追加]のチェックボックスにチェック が入っていることを確認します
  7. [インストールのカスタマイズ] を選択
  8. [pip]のチェックボックスにチェック が入っていることを確認し、次へ
  9. インストール をクリック
  10. PC再起動

さいごに

これでも解決しない場合の対処法は僕はやったことがないので、本とかネットとかで調べたら出てくるかもしれません...

「このやり方も良いぞ!」などあれば教えていただけますと泣いて喜びます

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