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2/22-23 スクラムフェス大阪にいってきた


はじめに

2/22~23 に行われた スクラムフェス大阪に参加してきたので、レポートを書いてみます。不勉強なのでいくつかの誤認・間違いなどがあるかもしれません。その点は予めご容赦願いたいのと、願わくはご指摘いただけるとありがたいです。


じつはこの手のイベントは初参加だった。

よくわからないので、類似のイベントとおもわれる RSGT をキーに検索し、アドバイス記事を探しました。


すると 書かれたご本人からコメントが。





きょん@うさみみモードさん、ありがとうございました。今ふりかえってみても有益なアドバイスでした。


1日目に聞いた発表・参加したワークショップ


「アジャイルやりたい!」って言うてるニワカ(おっさん)が足掻いた結果

にわかコールではじまった みうらさんのセッション、いろんな現場をわたり歩いた貴重な話でした。「自分の意見が簡単に通ることを恐れるようになった」というのは、お互いがすべての状況を把握していない中で「ドグマ的にとられること」の気持ち悪さかなと、うけとりました。また、「心理的安全性の閾値は人それぞれ。昨今 1on1がもてはやされるのはそこに一因があるのではないか」旨の指摘はおもしろい指摘だったとおもいます。


お堅い企業でスクラムチームを一から作った話

三菱電機さんのさる1部門の話。カンバンが進化していく様が初々しかったです。どっちかというと、この場(スクラムフェスト大阪)にエントリして実際にくるまでの話が聴きたかったかな。


ピンポンゲームでスクラム体験ワークショップ

準備・ルール・後片付けの3拍子ともにシンプル、ゴミも出ない、それでいて、とてもおもしろいワークショップでした。

と同時に、紙飛行機ワークショップや他のスクラム体験エキゾサイズに比べ、これをやった結果がもたらす習慣化が何になるのか整理してみたいと感じました。スクラムの各要素のうちの何が強化されるのか。自分の感想では、見積もりは紙飛行機ワークショップにくらべ意味をなさない半面、ふりかえりの効用体験はこちらのほうが高い気がしています。

それにしても、幻の4回目、イノベーションがおこったか、はたまた大失敗だったか、いずれ再チャレンジしてみたい、そう思わせるものがありましたね。


プラクティス厨から始めるアジャイル開発

パリス・ヒルトンから始まったお話、さすが大阪(?)と思わせる笑いでぐいぐい話を引き込みます。スクラムガイドと現状の差分をメンバととった話は いい ふりかえり ができているなと うかがわせる話でした。

ロマン派→本質を理解はじめたロマン派→本質を理解したロマン派 といった変貌は、なんとなく「テセウスの船」を想起しました。ここまでくると もはやロマン派ではないのではないかと。

あとで個別に話をうかがったところ、たとえそう変貌できたとしても、ずっとロマン派のままの人を辛抱強く見守る必要があるじゃないか、形骸化していたら立ち止まるように促すのがロマン派のロマン派たるところじゃないのかなと、そんな話をしてくれました。ありがとうございます!


組込み開発☆合宿イベント「LED-camp」でスクラムやってみた

ウォーターフォール知らない人は、スクラムの話が未消化になってしまうためウォーターフォールになりがちなこと、個人ワークでなんとかしようとすること、結果、役割が完全に分化し対話をほとんどしていない状態になったという指摘は、類似の新人研修をやっている弊社の状況と全く同じで、とても響いた話でした。ふりかえりの時間を確保することが個人ワークへの脱却につながっているとも。すごいいい話ですね。

個人ワーク経験のみ(なんとかやれてしまった)から得た習慣が、チームで対話し開発した経験を積みそれがもたらした習慣にくらべ、今後のエンジニア人生にどう影響するか深く考えさせるお話でした。最初の体験って、ほんと大事なんですよ。


説教「お前のそれ、スクラムじゃないから」

内容をかくと完全にネタバレになってしまうので、あえて書きません(^^;;

でも、説教をうけた結果、スクラムではない何かと思っていた弊社の開発スタイルが意外とスクラムに近く、何をなおせばスクラムになるのか気づきをえたワークショップでした 1 2日間ととおしても1・2にあらそう印象深い時間でした。


2日目に聞いた発表・参加したワークショップ


Keynote(基調「公」演)

とても感情に訴えた Keynote でした。と同時に、一番違和感を感じたのも事実です。それは最後にふれたいとおもいます。


会社組織を丸ごと心理的安全漬けにする方法

最初の一言「アジャイルやっていないです」ではじまりましたが、文化のインストールという話がとても興味深かったです。とくに文化推進の担当者をおき予算も確保して維持できる仕組みをつくるというのはなかなかマネができるものではありません。文化というふわっとした言葉でしたが、例えば (振り返りではなく)ふりかえりを定着していこうとすると、それなりに人・モノ・金がいるということを示唆しているように感じました。


とにかく明るい Fun! Done! Learn! でポジティブに振り返ろう!

Fun/Done/Learnができた由来の話が興味深かったです。振り返りが後ろ向きになりがちなのを、やりたくなるような絵を描きすすめていたのを、いっそこうしたらで でてきたそうです。

10~15人のグループにわかれてやってみましたが、短時間にいろいろな Funと Learnがでてきたのが印象的で、なるほどこう使うのかとちょっと腑におちました。また、KPTのPに反応しすぎるときにはじめるとよいカモという話もなるほどねと感じました。


プロダクトマネージャーは、エンジニアリングマネージャーになれるのか

エンジニアリングマネージャーになった際、職歴からマイクロマネジメントがそもそもできない、メンバーが本質にたちかえる機会をつくっているという話が印象的だったかな。


スクラムフレームワークを使用する具体的な方法。僕の場合。

とにかく絵がうまい。うまいだけでなく、要点をとらえ要所要所はこまかく描いていることに非凡なものを感じました。

ただ、「実際にしみこんだ施策が2割。これってすごくないですか!?」とおっしゃっていたのが その場ではのみこめませんでした。

後日やっと腑に落ちたのでよかったです。



その他、やったこと・教えてもらったこと


参加した方から教えてもらったその1 感謝のKPT 5000枚 -基盤チームのレトロスペクティブ-

これって認知行動療法の自動思考(=何気に心にうかんだ思考)をかいてみることにちかいなーと感じました。認知行動療法と ふりかえり類似性は後日まとめることにしよう。


参加した方から教えてもらったその2 スクラムチームは改善する問題を正しく選んでいますか?

これは後日資料をチェックして概ねあっているのを確認しました。お休み時間に隣のセッションの様子をきいてまとめることができたのは楽しかったなぁ。


いきなり 1on1をやった

1日目、あわただしい一日の最後に壁打ちにつきあってくれた サボテンさんに感謝です。ありがとうございます。これも後日わすれずにまとめよう。2


エンジニアのマネージメントお悩み相談会といきなり1on1の宣伝をした。

これは二日目のお休み時間、「何か宣伝がある人はどうぞ」ということで、何人かの並んだ後にドキドキしながら話をしました。ステッカーももらったしいい思い出になりました (^^) 並んだ人同士なかよくできるし、一時の緊張と恥かき以外、いわゆるメリットしかないって奴です (^^)


昼食


わかったこと・つぎやること


全般的な雰囲気

1日目お昼の移動から終了まで通常の10倍以上の時間で早回しして動いた気分。時間が流れるのがとにかく速いです。すごい濁流な状態で、1日目は飲み会までは流されずになんとかついてこれたのが精一杯でした。飲み会ではもう疲れていて正直活動できなかったなぁと感じています。

2日目の朝たてなおし、何をしていく人になるか・どう行動しようか思案しながら行動したのは、まあよかったかな。


遠くから来た場合は会場近くに宿泊すること

これは最低限必要条件です。ほんと近くに泊まってよかった。今回会場が梅田だったのですが、梅田界隈から大阪駅を脱出しホテルにたどりつくまでと、朝ホテルから最寄りの駅までたどりつくのに迷ってしまった。もし時間的に余裕がなかったら会場につくまでへとへとになっていたとおもいます。


バタフライボードは本当役立った

今回大活躍でした (^o^) バタフライボードの話で交流がうまれるので本当うれしかった。誕生日のプレゼントに買ってくれた妻に大感謝です。

ただ、写真をする際に蛍光灯写りこみしてしまうのが難ですよね。後でしらべてみたところ斜めに映して画像補正する方法があるようです 3


見知らぬ人と交流するにはどうしたらよいか

朝ふと思いついて、予めtwitterで予告をながすとスムーズにいくか実験してみました。





結論からいうと、うまくフィードバックをとれませんでした。むしろ、上述したように聞かなかったセッションについて、バタフライボードにききながら話を聞くほうが効果あり、うまく交流できたので、今後もこちらをつづけるかな。


携帯の電源で苦労した

今後はバックアップ電源をもっていくことにします。電源の残容量がとぼしくなると気が気でなりませんでした。


おわりに


自分は やっぱり まずエンジニアリングにはこだわりたいなぁ

全体をとおして大変エモく、とても盛り上がったイベントでした。

とくに基調「公」演はすごかった。まさかピアノの生演奏まで聴けるとはおもいませんでした。これだけでも関係者の意気込みが強く感じられました。

ただ一方で、感情に訴える傾向がつよくて、これって客観的なデータや理論からみてどうなんだろう?と、つい感じてしまったのも事実です。

- 行動から楽しむにもっていくこととはどういうことなんだろう?

- 自分から変わるということは何を変えて何を変えないことなんだろうか?

- 実際のところ、これで事業として成り立つのだろうか?

いろんなことが頭に浮かんでしまい、自分は正直楽しむとまではいきませんでした。純粋に娯楽とうけとれなかったのが大きかったですね。

一方で、説教の話や LED-CAMPの話のように自分の実践にそくして気づきがあり、会社組織を丸ごと心理的安全漬けにする方法の話のように、理論と実践のバランスがとれた話をきけたのは大きな収穫でした。ピンポンワークショップや Fun/Done/Learnワークショップも楽しんだと同時に考えさせられ、この考えさせられ自体が、自分にとって楽しく、また明日から前にむけれるなぁと勇気づけされました。

このイベント自体は1回目。

クロージングのお話によると、今後は RGSTとは違った方向性になるようです。開催地が大阪なのでここ名古屋からアクセスしやすいのが魅力です。今後は大阪らしくきっと魅力あるイベントになっていくことでしょう。次回も楽しみにしています!





  1. アジャイルになっているかは、 アジャイルマニフェストにもとづいて考えるのがよいかと。もちろんスクラムとは大きく関連するけど、解決・切り分けの観点から別途取り扱う問題かな。 



  2. まとめました→ 【いきなり1on1記録】第0回(プレシーズンマッチ) えすさん 



  3. たとえばOneDriveがホワイトボード写真を修正してくれた Micorosoft pixなら写りこみ補正もできるようです。