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Windows 上のUbuntu Linuxで動かすHPCベンチマーク

Last updated at Posted at 2019-07-05

Twitter上にアップロードしたベンチマーク結果のまとめ。
ベンチマークソフトは
YAMADABenchmarkSuiteの「RyzenをHPCで使おうとしたベンチマーク」から流用。

以下は、STREAMというメモリ帯域幅を見るプログラムの実行結果。
配列のサイズを1M~64Mぐらいに変えながら実行。
実行回数は50回

スクリプトは以下の通り。
\$ for i in 1 2 4 8 16 32 64; do echo \$i ; ./stream_cxx.out --numtimes 50 --arraysize $i\M ; done

ASRock Phantom Gaming 4 with Ryzen5 3600X(6C12T)

ASRock Phantom Gaming 4
Ryzen5 3600X 6C12T
AMD X570 Chipset DDR4-2666 CL19-19-19 (16GBx2 = 32GB)
1TB-SSD Crucial P1 (NVMe)
6TB-HDD WDC WD60EZAZ(5400rpm) 256MB-Cache 4K-Sector
Windows10 Pro 1903 Build 18362.418
with Debian 10.1(Buster)
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最初だけ圧倒的に速い。これはキャッシュに全部載ってたに違いない。
最初のデータをカットして多少見やすくしてみる。
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妙に伸びるのはキャッシュの威力よね、これ。

Acer Nitro5 Corei5 8300H

Acer Nitro5 AN515-52-F58G
Core i5 8300H 2.30GHz [Boost 4.0GHz] (Coffee Lake)
HM370 Chipset DDR4-2666/16GB
1TB-HDD(5400rpm)+16GB Optane
Windows10 Home 1803 Build 17134.829
with Ubuntu 18.04 LTS
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Corei5だからそれなりの性能だろうと思ってたら何なんだこの結果は。
ゲーミングノートは妙にはえぇぞ。なんでこんなに速度を稼げるんだ?

Deskmini A300 Ryzen5 2400G

ASRock Deskmini A300
Ryzen5 2400G DDR4-2400/16GB
CT500MX599SSD1/465GB
Windows10 Pro 1809 Build 17763.557
with Ubuntu 18.04 LTS
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これが自分のメイン機。
先日組んだばかりで、小さくてパワフルなのがお気に入りだった。
しかし、Corei5に負けているとは知らなかった。
とっても悔しいったらないぞ。

Critea VF-AG Corei7 4700MQ

Core i7-4700MQ 2.4GHz (Haswell)
MicroStar MS-1758 HM386 Chipset
DDR3 PC3-12800/16GB
HGST HTS545050A7E380
Windows10 Pro 1903 Build 18362.207
with Ubuntu 18.04 LTS
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自分がサブ機で使ってる大型ノートPC。
消費税が上がる前に駆け込みで買ったせいでトラブルが多かったが、
当時頑張って投資した分、スピードは今でも普通に使えるレベル。

Sandy Bridge Corei7 2600K

Core i7-2600K DDR3 PC3-12800/16GB
Colorful SL300 148GB
Intel H67 Express Chipset
Windows10 Pro 1903 Build 18362.207
with Ubuntu 18.04 LTS
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現在はストリーミングを見るために使ってるロートル機。
実はDeskminiが完成するまでずっとメイン機だったPC。
正直な所、ブラウザで動画見てると度々ひっかかるのでそろそろ使うのが苦しいところ。

SONY VAIO Core i7 620M

Core i7-620M DDR3 PC3-8500/8GB
TOSHIBA THNSNA480GESC 480.1GB
Intel HM55 Chipset
Windows10 Home 21H2 Build 19044.1620
with Debian 11.3 (Bullseye)
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車載で酷使してたVAIOを退役させたのでWSL2を入れてみた。SSDは70%台まで劣化してるが、バッテリーは優秀な充電制御でまだ元気。SPECTRAとかMELTDOWNのパッチは出ていないはずだが、どこで使おう。

NEC Lavie LL750/H Celeron M420

NEC Lavie LL750/H
Intel celeron M420 PC2-5300 1.5GB
HTS541680J9SA00 (80GB)
Debian GNU/Linux (stretch)
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もはや性能的に見るべきものは無いと思うが、比較検討のために参加。
Windows10上でWSLを使って動かすのではなく、ネイティブのLinuxカーネルにDebianを乗せた元Vista機。
Webブラウザを動かすのは苦しいが、音楽演奏ぐらいなら今でも普通にこなす。
配列サイズが64Mになると極端に性能が落ちているのは、オンメモリで動かせなくて、HDDにスワップアウトしたためらしい。

NEC Lavie LL750/H CORE2Duo T5600

NEC Lavie LL750/H
Intel CORE2 Duo T5600 PC2-5300 2.5GB
HTS541680J9SA00 (80GB)
Debian GNU/Linux (bookworm)
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後にCPUアップグレードにメモリも増設したLL750/H、OSはHDDに入れたDebianのまま、高速CPUに換装してメモリを増設。これがなかなか効いてWebブラウザが何とか使えるレベルに。
ベンチマークしてみると、何だか変な挙動を示している。どういうわけか、キャッシュが効かないはずの大きなデータを動かすほうが、不思議なことに速度を稼げている。なにげに64bit対応のCPUになってしまったので、x86-64なDebianにするのも可能になった。

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