概要
- WEBアプリケーション
- Seleniumを使ったブラウザー処理自動化
にはChromeのバージョンアップ(自動更新)の問題がつきまといます。
特にSeleniumの場合、chromedriverは自動更新されないため、
『Chromeのバージョンが上がったが、chromedriverが古いままだったので自動処理が止まってしまった』
というトラブルが起きたりします。
そういったことを防ぐために、Chromeのバージョンアップ(自動更新)を止めます。
自動更新を止めるということは、セキュリティパッチもあたらないことになります。
『自動更新を止めたままほったらかし』はしないように注意。
やり方
ポリシー設定用ファイルダウンロード
下記サイトの…
ダウンロードしたzip内にはadmxファイルとadmlファイルの2種類があります。
admxファイル追加
C:\Windows\PolicyDefinitions
admlファイル追加
C:\Windows\PolicyDefinitions\en-US
ローカルグループポリシー設定
管理者権限を持っていないユーザーでログインしている場合は、エディターは下記のように起動すると楽です。
- まずはコマンドプロンプトを管理者として起動。
- その後
gpedit
。
↓ 『コンピューターの構成』
↓ 『管理用テンプレート』
↓ 『Google』
↓ 『Google Update』
↓ 『Applications』
↓ 『Google Chrome』
⇒ 『Update policy override』
自動更新が止まっていることの確認
Chromeの『ヘルプ』 ⇒ 『Google Chromeについて』。
バージョン
Microsoft Windows [Version 10.0.22631.3672]
Google Chrome 125.0.6422.113 (64ビット)