PostgreSQLを外部から接続できるように設定

概要

実質的に下記記事の続きです。

1. テストデータベース、テストテーブル、接続用ユーザーの作成。
2. 外部から接続できるように設定。
3. 動作確認。

をやっていきます。

pgAdmin4を使ってGUIで操作していきますが、SQLも載せておきます。

テストデータベース作成

テストデータベース作成SQL

CREATE DATABASE tester
    WITH
    OWNER = postgres
    ENCODING = 'UTF8'
    CONNECTION LIMIT = -1
    IS_TEMPLATE = False;

テストテーブル作成

カラム1個作っとく。

テストテーブル作成SQL

CREATE TABLE public.lycoreco
(
    onamae character varying(20) NOT NULL,
    PRIMARY KEY (onamae)
);

ALTER TABLE IF EXISTS public.lycoreco
    OWNER to postgres;

テストテーブルにレコードインサート

ダブルクリックで値入力できる。

テストテーブルにレコードインサートSQL

INSERT INTO public.lycoreco (
onamae) VALUES (
'たきな'::character varying)
 returning onamae;

テストテーブルにレコードインサートSQL

INSERT INTO public.lycoreco (
onamae) VALUES (
'ちさと'::character varying)
 returning onamae;

接続ユーザー作成

接続ユーザー作成SQL

CREATE ROLE iizo WITH
	LOGIN
	NOSUPERUSER
	NOCREATEDB
	NOCREATEROLE
	INHERIT
	NOREPLICATION
	CONNECTION LIMIT -1
	PASSWORD 'xxxxxx';

テーブルの権限設定

作ったユーザーでテーブルのレコードが見れるように。

テーブルの権限設定SQL

GRANT SELECT ON TABLE public.lycoreco TO iizo;

postgresql.conf

postgresql.confが置いてある場所

C:\Program Files\PostgreSQL\15\data

下記のようになっていたので、postgresql.confは編集せず。

pg_hba.conf

pg_hba.confが置いてある場所

C:\Program Files\PostgreSQL\15\data

下記を追加。

PostgreSQLサービス再起動

confファイルの変更を反映させる為。

ファイアウォール設定

PostgreSQLインストール時に自動で設定されない。
手動で受信規則を新規作成する必要あり。

名前は好きな値でOK。

動作確認

クライアント側にpgAdmin4をインストール。

以降は クライアント側のpgAdmin4の操作 。

接続情報作成。

接続先名は好きな値でOK。

接続できれば下記のようにデータベースの情報が見られる。

テーブルに対してSELECTできる権限設定をしているので、下記のようにテーブルのレコードを見ることも可。

参考サイトさん

バージョン

Windows 10 Pro 21H2 OSビルド 19045.2364
PostgreSQL 15.1, compiled by Visual C++ build 1914, 64-bit