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CentOS8にRcloneインストールしてGoogleDriveの特定フォルダの中身表示するとこまでやるん
#まずはダウンロードしてみるぞい
GoogleDriveの『test』フォルダーの中身を、CentOSの『/share/yurukyan/』にダウンロードするコマンドです。
(『GoogleDriveSync』はあたいがrcloneの接続設定を作る時に付けた任意の名前です)
rclone copy GoogleDriveSync:/test/ /share/yurukyan/
『test』内にあるサブフォルダ内のファイルもダウンロードされます。
ただし、空のフォルダーはダウンロードされません。
ダウンロード先に同名ファイルがあった場合は 上書き されます。
#お次はアップロードです
ダウンロードコマンドの『元』『先』を てれこ させただけです。
rclone copy /share/yurukyan/ GoogleDriveSync:/test/
挙動もダウンロードの時と同じです。
#同期もやってみよう
同期の前に注意点!
例えばGoogleDrive側がこう。
CentOS側がこう。
この状態で下記の同期コマンドを実行したらどうなるか…
rclone sync GoogleDriveSync:/test/ /share/yurukyan/
こうなります。
『hogeee』フォルダーと『unyaa』ファイルが 消えました 。
sync
はこんなことをします。
- 同期 元 と同期 先 を比較
- 同期 元 に無いファイルやフォルダーは同期 先 から 削除
大事なファイルを消さないようにテストフォルダー作って試しましょい!
#パスに日本語(2バイト文字)が含まれる時は
シングルクオテーションで囲うのです。
rclone sync GoogleDriveSync:'/ゆるきゃん/' /share/yurukyan/
#蛇足
接続設定さえ作ってしまえば、比較的簡単なコマンドでGoogleDriveとファイルのやりとりができまする。
インストールも含めてこういった手軽さがrcloneの魅力かなと思いまする。
下記と組み合わせれば『おうちのファイルサーバーをGoogleDriveに自動バックアップ』とかできまする。
CentOSで定期(繰り返し)実行したいさー
#バージョン
CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
rclone v1.53.3