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【ハンズオン4】独自ドメインを設定する / 障害時はSORRYページへ通信を流す

Last updated at Posted at 2023-10-05

##今回の記事について
この記事はAWS初学者を導く体系的な動画学習サービス
「AWS CloudTech」の課題カリキュラムで作成しました。
https://aws-cloud-tech.com

##前回の続き
以前の記事の続きになります。
以前作成した環境に構築していきますので、まずはこちらをご覧ください。

##前回の記事補足_EC2再起動後に ブログ表示に時間がかかる、 および表示が崩れる場合の対応手順

原因:wordpressの仕様によるもの。
ErasticIPなどでIPを固定していない場合、wordpress側が前回のIPアドレスを記憶しているのが原因

解決策:データベースのアドレス情報を、停止後に新しく付与されたIPアドレスに書き換える

##RDS接続
mysql -h (RDSエンドポイント) -u wordpress -p

##wordpressテーブルへ
USE wordpress

##現在のテーブルの設定情報
SELECT * FROM wp_options WHERE option_name IN ('siteurl', 'home');

##テーブル情報の更新
UPDATE wp_options SET option_value = 'http://xx.xx.xx.xx' WHERE option_name IN ('siteurl', 'home');

##今回やること
・独自ドメインを設定し、設定したドメインとELBを紐付け
(ROUTE53シンプルルーティング)

・障害時はSORRYページへ通信を流す
(ROUTE53フェイルオーバールーティング)

##環境

macOS Big Sur バージョン11.2.2

##構成図

hands-on4.png

##・独自ドメインを設定し、設定したドメインとELBを紐付け (ROUTE53シンプルルーティング)

①お名前.com等でドメイン取得

②ROUTE53でホストゾーン作成
作成時にお名前.comで取得したドメインを設定

NS(Name Server)、SOAレコードが作られる

③ROUTE53で作成されたNSの情報をお名前.comのNSに貼り付ける
お名前.comに「NSはAWSのROUTE53のNSを使用しますよ」ということを伝えるといういこと

*ここまでの手順は以下の記事を参照

④新規レコードでシンプルルーティング作成
ROUTE53のシンプルルーティングで、取得したドメインとELBのエンドポイントを紐づける

レコード名:任意
トラフィックのルーティング先
:エイリアスレコードにチェック
:Application Load BalancerとClassic Load Balancerへのエイリアス
:リージョン選択
:設定しているELB選択
ルーティングポリシー:シンプルルーティング

レコード作成

→取得したドメインでWebページが表示されるようになる

##・障害時はSORRYページへ通信を流す (ROUTE53フェイルオーバールーティング)

⑤S3バケット作成
*バケットの名前をドメインと同じ名前に合わせる必要がある
*パブリックアクセスを全てブロックのチェックを外す(正解中にsorryページを表示させても問題ないため)

⑥作成したバケットにSorryページ用のファイルをアップロードして保存
なんでもお好きな画像を設定

⑦静的ウェブサイトホスティングを編集し、有効にする
・インデックスドキュメント
・エラードキュメント
それぞれ入力
そのままindex.html error.htmlでOK

⑧バケットポリシーを付与する
以下の公式HPよりjson形式のバケットポリシーを貼り付ける
*ドメイン名は置き換える

⑨ フェイルオーバールーティングの設定(プライマリとセカンダリのDNSレコードを作成)
・④で作成したシンプルルーティングをフェイルオーバールーティングに変更
これをプライマリとする

・S3のsorryページとして表示させるS3バケットのレコードを作成
これをセカンダリとする

*レコード名はプライマリとセカンダリで同じものに合わせる
*TTLの時間によって切り替わる時間を変えられる
デフォルトで300秒

⑩検証としてサーバーを二つとも停止させ、sorryページに切り替わるか確かめる

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