Nefry FastSensingライブラリ
FastSensingと呼ばれる、NefryのようなIoTデバイスから取得したデータを簡単にグラフ化できるWebサービスとなります。
つい先日公開されたばかりで情報もすくないですが、データをいろいろな表現ができるようになるので今後に期待のサービスとなります。
(ちなみにNefry BTのクラウドファンディングを支援していただいており初期ロットには裏面にロゴが入っております。
紹介記事:紹介記事はまだありません。しばらくお待ちください。
##どんなことができる?
センサーデータの蓄積、グラフ化や図にプロットすることなどができます。
##関数情報
begin
FastSensingにつなぐために必要な初期化処理をします。起動時に一度だけ呼び出してください。
引数が違うものが2つありますがどちらか一つ呼び出してください。
####NefryのWebConfigで設定する値を設定する場合
ここの引数で設定した値がWebConfigで設定できる欄の値になります。
引数1 | int | 0-9の間で入力してください。デフォルトは0になります。deviceIDを入力する欄を選択します。 |
引数2 | int | 0-9の間で入力してください。デフォルトは1になります。チャンネル1のキー情報を入力する欄を選択します。 |
引数3 | int | 0-9の間で入力してください。デフォルトは2になります。チャンネル2のキー情報を入力する欄を選択します。 |
引数4 | int | 0-9の間で入力してください。デフォルトは3になります。チャンネル3のキー情報を入力する欄を選択します。 |
返り値 | void | |
具体例 | fastSensing.begin(); |
####直接プログラム内で設定する値を設定する場合
プログラム内で直接値を設定する場合はこちらで設定することができます。
引数1 | String | deviceIDを入力します。 |
引数2 | const char[9] | チャンネル1のキー情報を入力します。 |
引数3 | const char[9] | チャンネル2のキー情報を入力します。 |
引数4 | const char[9] | チャンネル3のキー情報を入力します。 |
返り値 | void | |
具体例 | fastSensing.begin("device","key1","key2","key3"); |
setValue
FastSensingに送るデータをセットします。複数の型に対応しています。
引数1 | int | FastSensingで表示されるチャンネルを選択します。0-2の間で選択してください。 |
引数2 | int,double,String | Ambientで表示されるデータを入れます。複数の型に対応しています |
返り値 | bool | true:処理成功 false:チャンネルかすでにデータが入っています |
具体例 | fastSensing.setValue(1,1000); |
push
FastSensingにデータを送信します。
引数 | void | なし |
返り値 | bool | true:通信成功 false:通信失敗、データに誤りがある可能性があります。 |
具体例 | fastSensing.push(); |
##サンプルプログラム
データをFastSensingにアップロードします。
#include <NefryFastSensing.h>
//インスタンスを作成します
NefryFastSensing fastSensing;
float floatData = 0;
float intData = 0;
void setup() {
//FastSensingで必要な情報を入力し、初期化をします
//https://console.fastsensing.com/devicesからデバイスとチャンネル
//begin(デバイス、チャンネル1、チャンネル2、チャンネル3)
fastSensing.begin("device", "channel1", "channel2", "channel3");
}
void loop() {
//FastSensingに送るデータを作成します
//setValue(チャンネル、データ)
fastSensing.setValue(0, floatData);
fastSensing.setValue(1, intData);
//setValueで入れた値をFastSensingに送信します
//push()
fastSensing.push();
floatData += 0.1;
intData++;
delay(10000);
}