教えて下さい!
PWAっていつ流行りますか?
どうもwalrustuskです。普段はPM,SE業務を中心にWeb系のアプリケーションを担当しています。サービス利用者の観点はひとまず度外視し、あえていいます。いつPWAは流行ってくれますか。
本記事では開発側の事情と、ぶっちゃけ利用者側のPWA利用ハードルについて分析しながら紐解いて行こうと思います。この記事をみて、こういった技術もあるんだなーとか、もっとコンシューマニーズを増やしていくにはどうしたらいいのかを一緒に考えていきましょう!
PWAって?
PWAはProgressive Web Appsの略です。簡単にいうと、
Webアプリなのにネイティブアプリみたいに使えるようにする仕組み
です。
できること
- ホーム画面にインストール
- プッシュ通知
- オフライン利用
- フルスクリーン表示
- アプリっぽいUI
- アプリストア不要で公開できる
ブラウザで動くので、iOS / Android / PC のどれにも展開可能。
Webアプリなので、参入障壁が低く、特にここ数年でプッシュ通知にも各OSで対応し始めたので、かなり使えるアプリになっていることは確かです。
それなのになんで流行らんの...?
上記の話を見るとかなり開発側としてはPWAは魅力的に見えると思います。
でも実際にはコンシューマ(利用者)にはほとんど認知されておらず、使っていないことが現状です。
理由を考えていきます
インストール体験が普通のアプリと異なる
ネイティブアプリは、App Store/Google Playで探し、評価を見てインストールするのがほとんどだと思います。
PWAはそうはいきません。基本的にアプリケーションをWebで開いた人が、PWAでも保存できるよー。をアプリ側で促します。
そもそもアプリっぽくなるという認識がまだ浸透していないので、そりゃわからんですよね。。。
結果、Webでも動作できるPWA系のアプリは、Web利用で満足されているイメージです。
今のところアプリはちゃんとお金かけてネイティブアプリ作りますからね👍️
ストアにのっていないから安全そうに見えない
App StoreやGoogle Playは一定のポリシーを満たしていないと配信すらできません。それに変わってアプリっぽく見せようとするPWAを、ユーザーとしてはインストールするといった感覚なので、ちょっと心配になります。
PWAが盛り上がっていた時期にiOSのサポートがちょっとしょっぱかった
私もiOSユーザーですが、PWAが盛り上がっていた5,6年前(勝手なイメージですw)はiOSがPWAのプッシュ通知にサポートしておらず、これがちょっと不満でした。ここ2年ぐらいでプッシュ通知も利用できるようになり、いっときはPWAも使えなくなるのでは?という噂が立ちましたが、今はかなり改善されています。
開発者目線でのはなし
技術者からするとPWAは、とても魅力的でネイティブアプリより圧倒的にコスパがよく感じられます。
ただ、現実普及が遅いのには理由があります。
PWAを「正しくつくる」にはWeb + αの知識が必要
主にサービスワーカー関連ですね。オフライン動作やバックグラウンド同期・プッシュ通知等を取り扱う領域です。ネイティブアプリに寄せるので、結果領域としてネイティブアプリに近い知見も必要になってきます。
正しく作らないと、結果PWAも見た目だけ代わり、プッシュ通知が思ったように届かなかったり、キャッシュされなかったりすることになってしまいます。
ネイティブアプリとPWAの違いを整理
| 項目 | ネイティブアプリ | PWA |
|---|---|---|
| 配布 | App Store / Google Play | Web経由(ストア不要) |
| インストールのしやすさ | 直感的・慣れている | 導線がバラバラで分かりにくい |
| プッシュ通知 | 完璧 | iOSで特に制限あり(改善中) |
| オフライン動作 | 当たり前 | Service Worker次第 |
| 開発コスト | OSごとに別開発が多い | ほぼ1コードでマルチデバイス |
| 審査 | 厳しいけど安心感 | 無いけど不安に思われがち |
| 端末機能の利用 | ほぼ全部使える | 一部制限(特にiOS) |
| 更新方法 | ストア更新 | 自動更新できる |
それでもPWAが静かに使われている理由
Youtubeもですが、PWAに対応していたり、PWA採用は減ってはいないイメージです。
Web技術の進化
web bluetooch、FCA,background syncなど、ブラウザで使える補助装置向けのAPIなどが増加。
開発効率の高さ
スタートアップや社内ツールでまずはスモールスタートでPWAから始めるケースが増えているイメージです。
iOSも徐々に対応ケースを増やしているのでうれしいですね。
結論。PWAはネイティブの代替としては流行らないかも。
でもWebアプリの強化技術として生き続けるかと思います。Webだと埋もれてしまうものでも、スマホのアプリと同じように開けるだけでもうれしいですからね!すでにファン化しているユーザーの利便性向上の意味合いが、現状だと強いかもしれません。
終わりに
いかがだったでしょうか。先日のElectronの記事でもPCのネイティブアプリについて書きましたが、スマホのネイティブアプリについて今回は記載しました。
もちろんWebの技術にはネイティブのアプリと比較して限界があるものの、利用するユーザーにとって必要な場面でしっかり役立つ技術として今後も生き続けると思います。PWAがコンシューマー向けに一般的に利用されるその日まで!見届けたいと思います♪
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