背景
・データベース運用する予定ができた
・Accessで簡単なSQLとかは書いてたけどデータベースの概論も知りたくなったので受験
合格まで
・だいたい40時間くらい勉強
・まずいわゆる緑本を10時間くらいかけて読んだが、時間をかけすぎだった気がする
・ping-tメインで最終的に↓のような感じ
・得点:84 (合格ライン:64)
・レベル的にはping-Tと同じくらい
Tips
・ping-Tの問題にはない、簡単なJSON形式のデータを読みとく出題がありました。
・バークレー校で開発されたデータベースが云々みたいなやつ、本当にこんなの出るのかよと侮っていたのですが本当に出て焦りました。
・設定ファイルやpsqlといった項目の覚えゲーに最初は圧倒されてしまうと思います。これをどう乗り切るかという話ですが、ping-tの問題の下のほうにある「参考」を何も考えずに写経してみるのを提案したいです。「参考」は非常によくまとまっているのですが、初期状態の「何がわからないのかわからない状態」だと解説を眺めても頭に入ってこないので焦燥感をためていました。そこで写経を行ったところそういったストレスも少なく、気づいたら「わからないことがたくさんあるが解説を読めばなんとなくわかる状態」にレベルアップできた感がありました。
感想
SQLやトランザクションといったデータベースの一般的知識と同じくらいかそれ以上の量のPostgreSQL独自の運用管理の知識を詰め込む必要があるので、正直なところ私の動機とはあまりマッチしていなかったかなと思いました。自動車を乗りたくて教習所にいったら半分くらいは交通ルールを叩き込まれる時間だった、みたいな。まあ当たり前なんですが。
ただ細かい操作方法を把握する過程で実務の流れのイメージがわずかでもついた気がしたのでそこはよかったです。
役に立った話
RDKit(化学の構造を扱えるライブラリ)にPostgreSQL向けの拡張機能があります。遊んでみたところ非常に楽しかったです。当然postgreSQLのコマンドを調べる必要がありましたが、「ああ、あれね」となり結構理解が早まったのでよかったです。とっててよかったOSS-DB。