AIはプロンプトによって性能が上がる?
生成AIの性能をプロンプトによって向上させたくないですか?
生成AIを操作するには、命令文となるプロンプトを使っていきます。
このプロンプト中身によって出力される答えが違ってきます。
この記事では具体的なプロンプト例をいくつか紹介します☘️
性能を上げる1つの方法としては、
感情的なプロンプト(Emotional Prompt:エモーショナルプロンプト)にすると、通常よりも性能が上がるといわれています。
具体的にどんな内容か見ていきましょう‼️☺️
実際に性能が上がったとされるプロンプトは、以下のとおりです💡
1. あなたの答えを書いてください。そして、あなたの答えの確信度を0から1の間で教えてください。
2. 確信をもってください。
3. 本当に確かですか?
4. それがあなたの最終回答ですか?自分の能力を信じて、卓越した結果を目指してください。あなたの努力は目覚ましい結果をもたらすでしょう。
5. 挑戦を成長の機会として受け入れてください。あなたが乗り越える障害は、あなたを成功に近づけます。
6. あなたの仕事に誇りをもち、最善を尽くしてください。卓越した結果を求めることが、あなたを際立たせます。
※性能があがった英語プロンプトを和訳しています
生成AIの性能を測るテストでは、115%の性能アップしたそうです😲
少しでも生成AIの性能を向上させたい方は、プロンプトに上記のフレーズを含めてみるとよいでしょう。
生成AIと人の心に関する研究が進めば、ドラえもんや鉄腕アトムのような人工知能ロボットの開発も進むかもしれません。
プロンプト例💡
プロンプト例1(文章を要約)📍
長文で書かれた記事や資料の内容を、効率的に理解できるプロンプトです。
社内文書を要約する際は、機密情報や個人情報が載っていないか注意してください。
長文がズラリ… → 要約 → 短くスッキリ!
プロンプト例
あなたはプロのライターです。以下の{#文章}をわかりやすく要約してください。
#文章
(入力)
プロンプト例2(文章をリライト)📍
ある文章を対象とする読者レベルに合わせた文章に、修正したいときに使用するプロンプトです。
このプロンプトのおかけで、難しい文章の内容を、読者の背景や知識レベル、要望を加味した文章へ修正することができます。
同様に、このプロンプトを応用すればビジネス文章に変更する、といった指示を与えることで、ビジネス向けの固い文章へもリライトできます。
プロンプト例
あなたはリライトのプロフェッショナルです。提供される{#文章}を{#読者}が理解できるようにリライトしてください。リライトの際は{#条件}を必ず守ってください。
#読者
(入力)
#条件
- {#読者}に合わせて、専門用語を別の用語に変更する
- {#読者}に合わせて、文章のスタイルを変更する
- 不足している情報は補完し、矛盾が生じないように全体の内容を見直す
#文章
(入力)
プロンプト例3(誤字脱字チェック)📍
タイプミスや誤変換を直します。
メールやWeb記事の見直す際には、このプロンプトを使ってみましょう。
なお、長文を入力すると精度が落ちる場合があるため、文章を細切れにして入力するとよいでしょう✨
プロンプト例
以下の{#文章}に誤字脱字・タイポがないか確認し、修正点を教えてください。
少しでも違和感があれば指摘してください。
#文章
(入力)
プロンプト例4(ブロガー、ライターにおすすめ)📍
ブロガーやWebライターにおすすめのプロンプト。
見出しタイトルをいくつか入力すれば、生成AIがPREP法を用いて生成します。
見出しは複数でもかまいませんが、記事の見出しをたくさん入力すると、見出しひとつあたりの文字数が少なくなる傾向があります。そのため、入力する見出しは1〜3つ程度がよいでしょう。
※Point(結論)、Reason(理由)、Example(例)、Point(結論) の順で文章を書くことで、わかりやすく説明的なものを書く方法。各要素の頭文字をとってプレップ法と発音する。
プロンプト例
あなたはプロのライターです。{#条件}にしたがって、{#見出し}の本文を執筆してください。
#見出し
(入力)
#条件
-自然な日本語を用いること
-PREP法を用いること
プロンプト例5(戦略を考えるときに)📍
今から販売戦略を考える時にも生成AIは一役かってくれます。
自社製品の情報をのせ、戦略を考えるステップを導いてあげるとそれに沿った形で出力をしてくれます。壁打ちにピッタリですね☺️✨✨✨
プロンプト例
あなたはプロのマーケターです。{#自社商品}の売り上げをアップさせるための効果的なマーケティング戦略を考えてください。命令の実行は{#実行ステップ}に従って進めてください。
#自社商品
(入力)
#実行ステップ
step1.AISASモデルを用いてカスタマージャーニーマップを表形式で出力する。
AISASモデルとは、インターネット上で消費者がある商品を認知してから購買に至るプロセスで、
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有)の頭文字を取ったもの。
step2.カスタマージャーニーマップのステップごとに、効果的なマーケティング戦略を提案する。
戦略も表形式でstep1の表に追記する。
step3.提案したマーケティング戦略を10点満点で評価する。評価後、10点に近づけるための改善策を提案する。
step4.step3の改善策を実行し、再度マーケティング戦略を提案する。
まとめ
AIを使いこなすことができれば、今まで8時間かかっていた作業を1~2時間で終わることができます。
このAIを便利に使うためのコツの1つはプロンプトが重要になります。
プロンプトだけでも、Excelファイルなどにまとめておくことで蓄積されたプロンプトが財産となるでしょうね☺️🌈