#概要
昨日の運動会で腰から下が痛いので、ownCloudを以前紹介したRaspberry Pi + USBメモリ4本(RAID10)へ導入しました。
もう座るのも痛いので、あれこれ調べず、
Qiitaで見つけた記事を手本にownCloudを導入して、ちょろっとググって保存先を変更しましたというだけの記事です。
#ownCloudインストール
ownCloudのインストールは下記Qiitaの記事で苦労せずに導入できます。
ownCloud + Raspberry Pi で Google Drive代替 storage を 構築してみる
ただ一点だけ、、、#初期設定の部分でoccってなんだろうと思ったんですが、これはsetupOwncloud.shのocpathのディレクトリにあるフォルダのことです。
そのため、下記のよな感じになると思います。
$ cd /var/www/owncloud #上記setupOwncloud.shのocpath
$ sudo -u www-data php occ maintenance:install --database "mysql" --database-name "owncloud" --database-user "root" --database-pass "mysqlのroot password" --admin-user "admin" --admin-pass "ownCloudのadminのパスワード"
#ownCloudの保存先変更
ownCloudの設定ファイルは下記になります。
root@raspberrypi:~# vi /var/www/owncloud/config/config.php
設定項目の内、 datadirectory が保存先の部分になるので、指定のパスを入力して保存します。
ディレクトリの所有者をapacheのアカウントとなるwww-dataにする必要があります。
root@raspberrypi:/media/usb_001# chown -R www-data:www-data ownCloud/
root@raspberrypi:/media/usb_001# ls -l
total 4
drwxrwx--- 4 www-data www-data 4096 Oct 10 11:19 ownCloud
このとき、もしすでにownCloudにアクセスして初期設定などを済ましてしまっている場合はMySQL等ですでに設定データが生成された状態です。
後々不都合起こる可能性があるので、初期状態フラグを立てて、再度設定データを生成するほうがいいかと思います。
初期値フラグは上記設定ファイルの installed にfalseを入力しておくと初期状態として扱われます。
(MySQLにはowncloudのデータベースがあるので、予めdrop databaseしておくといいと思います。
この設定でownCloudのアカウントのディレクトリは datadirectory のパスに保存されます。
Linuxとかでは /home の扱いという感じです。
#サーバ側でファイルを直接変更した場合
普通にファイルを追加してもownCloud側には反映されません。
その場合はoccのコマンドを叩く必要があります。
例えばファイルを追加した場合は、下記を実行すれば再読込が行われ、ownCloud上で認識されます。
root@raspberrypi:sudo -u www-data php /var/www/owncloud/occ files:scan [ownCloudのユーザ]
詳しくはUsing the occ Commandに書いてあります。
ファイルの更新等についてはFile Operations