概要
iOSやmacOSで処理を自動化できる「ショートカット」アプリ。
ウェブサイト上のテキストなどを 「コピペ」 した時についてくるテキストスタイルを削除して、ついでに紛らわしい記号をひたすら置き換えて整形するショートカットアクション。
「スマート引用符」などで自動置換されてしまった場合にも。
完成版ダウンロード
※使用は自己責任で
ショートカットの中身（アクション）
1. 対象テキストの取得
iOS、macOS共に取得しやすい形ということで「共有シート」を使い、入力がない場合には「クリップボード」から取得するようにする。
共有シート, クイックアクションからテキスト、そのほか４個の入力を受け取る
もし入力がない場合:
クリップボードを取得
受け取る内容
- テキスト
- リッチテキスト
- Safari の Web ページ
- 記事
2. プレーンテキスト化
取得したテキストを 「テキスト」 というアクションに渡せばプレーンテキスト化される。
テキスト
ショートカットの入力
3. テキストの整形
「テキストを置き換え」 アクションで整形していく
紛らわしい記号類を置き換えて整形する。
どこまで置き換えるかは個々人のセンスで。
全ての「テキストを置き換え」のオプション（「表示を増やす」で表示）は「正規表現」をオンにする
- 大文字/小文字を区別
- 正規表現
ダブルクオート系
テキストの“|”|„|«|»を"に置き換え
左ダブルクオート(“)、右ダブルクオート(”)、ジャーマンダブルクオート(„)、左二重ギュメ(«)、右二重ギュメ(»)をダブルクオート(“)に置き換える
シングルクオート系
アップデートされたテキストの‘|’|‚|‹|›を'に置き換え
左シングルクオート(‘)、右シングルクオート(’)、ジャーマンシングルクオート(‚)、左ギュメ(‹)、右ギュメ(›)をシングルクオート(‘)に置き換える
ハイフン系
アップデートされたテキストの−|‒|–|—|⸺|⸻|―を-に置き換え
マイナス(−)、フィギュアダッシュ(‒)、enダッシュ(–)、emダッシュ(—)、2emダッシュ(⸺)、3emダッシュ(⸻)、水平棒(―)をハイフン(-)に置き換える。
全角ハイフン「ー」は、文章中に使われる可能性が高いので含まない。
全角チルダ(～)を波ダッシュ(〜)に統一
アップデートされたテキストの～を〜に置き換え
見た目は同一だが違う文字。Windows XP 以前の環境 だと「から」の変換で全角チルダが出力される場合があるので、統一しておく。
チルダ系
アップデートされたテキストの∼|⁓|〰を~に置き換え
チルダ演算子(∼)、SWUNGダッシュ(⁓)、WAVYダッシュ(〰)をチルダ(~)に置き換える。
波ダッシュ「〜」は、文章中に使われる可能性が高いので含まない。
4. クリップボードにコピー
整形したテキストをクリップボードに入れ直す。
アップデートされたテキストをクリップボードにコピー
完成版ダウンロード
※使用は自己責任で
キーボードショートカットを設定しておけば、すぐに呼び出せる。