#地方で働くエンジニアの実態を聞いてみたかったので。
テクノロジー × 地方 Meetup! これが私の生きる道#01 ~北海道/宮城/島根/福岡/沖縄~
https://techplay.jp/event/628696?utm_source=628696_20170802&utm_medium=email&utm_campaign=prevent
私も地方出身者なので、東京以外でのエンジニアの活動に興味がありました。
地方ならではの事業があり、どういう取り組みをしているのかを知りたいと思い参加しました。
#登壇者紹介の紹介
##小野真弘氏(北海道 株式会社インフィニットループ 取締役副社長)
インフィニットループはメインは東京にあるスマホゲームメーカーの受託開発で、その他の取り組みとしては「おっさんが美少女になってプレゼンができるソフト」なども開発しているんだとか。
社員も150人に増えて来ていて、今後どのような組織にしていくかが課題だそうです。
話を聞いていて感じたのは、「札幌だから」という点が何の強みになっていないというところ。
その点について、気になったので懇親会でお話させてもらったのですが、札幌だから強いのではなく、札幌という場所で事業規模を拡大していけるだけの強み(顧客からの信頼・人脈)があるとのことでした。
遠隔地での不便はないか聞いたところ、社員各々がslackを使い、東京の顧客とやり取りをしており、不便さはないとのこと。仙台に支社がありますが開発部門を東京にもつ予定はないそうです。
##小泉勝志郎氏(宮城 株式会社テセラクト 代表取締役)
81才でiPhone向けアプリを開発し、WWDC2017で紹介され話題になった若宮正子さんにプログラミングを教えた方で、高齢者とITの関わりをテーマとした「シニアプログラミングネットワーク#1」の主催者でもあります。最近は「渚の妖精ぎばさちゃん」を生み出し、それがきっかけでテレビ出演もされています。
プレゼンでは地方での活動の利点として「一番になりやすい」ということを上げていました。
小泉さんは震災をきっかけに当時日本ではメジャーではなかったクラウドファンディングサービス「うらと海の子再生プロジェクト」を立ち上げました。それをきっかけに様々な方とのコネクションが出来て、若宮さんと知り合えたのもそれがきっかけだったそうです。このような現象について小泉さんは「一番と一番は惹かれ合う」とおっしゃってました。
東京だと埋没してしまいそうなことでも地方だと目立つことが出来る。
新しいことを始めたい人には地方はメリットに働くようです。
##羽角均氏(島根 株式会社モンスター・ラボ エンジニア)
Railsのエンジニアであり、今回の登壇者唯一のサラリーマンです。
地方であることのデメリットについては、バングラデシュと連携してやってるので島根でも東京でも関係ないそうです。
島根に移住して、幸福度が上がったとおっしゃっていました。特に、多くの人が意外に思っていたのは奥さんが移住に乗り気だったこと。多くの場合、移住には家族が足かせになりますが、羽角さんの場合、奥さんに移住を提案したところ島根県を調べて気に入った奥さんは、勤め先に移住するので仕事をリモートワークにしてほしいと進言したそうです。
後篇に続きます。
http://qiita.com/wakaran_ojisan/items/619f8f9f2eb7aac621ea