#前回の続きです
前篇はこちらをご参照ください
http://qiita.com/wakaran_ojisan/items/bf4df9f987aebcf9a0f8
##小島淳氏(福岡県 株式会社オルターブース 代表取締役)
小島さんは福岡県のベンチャーへの優遇について紹介をしていました。
福岡市は国家戦略特区であり、「グローバル創業・雇用創出特区」として、創業の支援と雇用の創出に取り組んでいます。
スタートアップ法人減税、スタートアップビザなど、たくさんのスタートアップ支援制度があり、多くのスタートアップ企業がこの恩恵を受けています。
日本国内をターゲットに事業を行うには地方であることはデメリットに働くそうです。特に東京に比べて資金調達が困難で、地元企業からの投資はないそうです。しかし、海外をターゲットとした場合はデメリットはなく、このような国家戦略特区の恩恵を受ける地域でスタートアップをするのも良いかもしれません。
##常盤木龍治氏(沖縄県 株式会社レキサス エバンジェリスト/事業推進部マネージャー)
SAPに務めていらしたのですが、現在は沖縄を拠点に活動をしています。
SAP時代に比べ、収入は30%になったが幸福度は上がったそうです。
常盤木さんは主に自身がJICAの中南米日系人社会との連携調査団の一員としてブラジルに行ったときのことを紹介していました。
プレゼンの中でおっしゃっていた「世界の地方と日本の地方をつないで、世界の問題を解決する。」というフレーズが印象的でした。
#感想
期待していた地方ならではの働き方というのとは少し離れたイベントでした。
地方で働くということは大変なことですが、小泉さんや小島さんのように利点になる場合もあることも理解できました。
東京で埋没したくない。新しいことを始めたい方は地方を選択肢に入れても良いかもしれません。