はじめに
今回は下記イベントに参加してみます。このなかでもアナログチャネルといわれている「FAX」「郵送」を顧客コミュニケーションに活用したアイデアを発信できればと思います。
現状の「FAX」「郵送」活用法
FAX
- 注文・発注書の送受信:中小企業や伝統的なビジネスでFAXを使って注文書や発注書を送受信する
- 医療情報の送信:病院間での患者情報のやり取りや処方箋の送信にFAXを使用
- 緊急連絡:災害時や通信インフラが不安定な地域での連絡手段
郵送
- ダイレクトメール:宣伝やプロモーションのためのカタログやチラシを顧客に送付
- 請求書の送付:サービスや商品に対する請求書を郵送
- 製品サンプルの配布:新製品のサンプルやクーポンを顧客に郵送
こんなのあったら面白そう
現状のfaxや郵送でできることを踏まえて、アイデアをいくつか挙げてみます。
感温FAXor郵送メッセージ
デジタルツールでも文字に様々な変化を加えることは可能だが、あえて人の体温や水・お湯を利用した温度変化で表示内容が変わる特殊なインクを使用したFAXや郵送物。
特殊なインクというのがポイント。
メッセージが届いた時の温度に応じて異なる情報を表示できるようにするともっと楽しめそう。
受け取る環境や状況に応じた情報提供が可能となる
定期便パズル
郵送によるパズル。月単位等、数回に分けて郵送されるパズルのピースを集めてもらうことで継続的な興味を引くことができる。全てのピースを集めると特典やプレゼントがもらえるようにする。
某企業の春のパン祭りのようにシールを集めるのではなく、パズルを完成させることで手元に集めた証拠も残り、プレゼントも受け取れるので喜ばれる可能性が高い。
最初のパズル代だけ徴収し、完成パズルの写真をlineか何かで送付時に企業に対するアンケートを実施(結構細かく)。顧客情報も狙う。
郵送orfaxアートギャラリー
いまやデジタルアートが主流となる中、あえてfaxと郵送物がもつ物理的な存在感を利用したもの。顧客が企業に対して作品を送り、デジタルアートギャラリー又は実際の会場で鑑賞できるようにする。デジタルに不慣れな方への参加を視野に、企業のコミュニティファンを増やす事が可能となる。
さいごに
3つほど考えてみましたが、どれもアートよりになってしまいました。今回の企画の趣旨に沿っているのか何とも言えないのですが、考えたことを閉じ込めておくのももったいないので。