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(12/1)「x64」と「ARM64」は何が違う?PCセットアップで迷わないための豆知識

Last updated at Posted at 2025-11-30

はじめに

アドベントカレンダー12/1 = 1記事目

記念すべき?第1記事のテーマは 「64Bit」「ARM64」 のお話です

未経験からエンジニアに転職し、会社の説明を受けた後は早速PCのセットアップ!
色んなツールのダウンロードを進めていく中で、ダウンロードしてくるものの中に「64Bit」「ARM64」を選択するモノがありました。

ここでふと疑問が生じました
「同じ「64」だけど、いったい何がどう違うのか?」
では早速調べた内容を述べていきたいと思います。

x64(またはAMD64)とは?

設計思想:CISC(Complex Instruction Set Computing)アーキテクチャ
主な用途:デスクトップPC、ノートPC、サーバーなど
代表的なプロセッサ:IntelのCoreシリーズ、AMDのRyzenシリーズなど

  • x64は、従来のx86アーキテクチャを拡張したもの(つまり、昔のx86(32ビット)方式をパワーアップさせた、64ビット対応の方式のこと)
  • 昔の方式(32ビット)のソフトでも動かせる「互換性」が残されている
  • 主にデスクトップやサーバー向けのコンピュータで使用
  • これらのプロセッサは、高い演算性能と互換性を持ち、広く普及している

ARM64(またはAArch64)とは?

設計思想:RISC(Reduced Instruction Set Computing)アーキテクチャ
主な用途:スマートフォン、タブレット、組み込み機器、軽量ノートPCなど
代表的なプロセッサ:AppleのM1/M2チップ、QualcommのSnapdragonシリーズなど

  • ARM = パソコンやスマホの CPU(頭脳)の設計の一つ
  • 昔の 32ビット ARM(AArch32)の次の世代として、2011年ごろから登場
  • ARM64は、低消費電力と高効率を重視した設計が特徴で、モバイルデバイスや組み込みシステムで広く採用
    近年では、AppleのM1/M2チップなど、高性能なARM64プロセッサも登場し、デスクトップPCやノートPCにも使用されている

🔍 主な違いのまとめ

特徴・用途/得意・苦手 x64(AMD64) ARM64(AArch64)
設計思想 CISC(複雑な命令セット) RISC(シンプルな命令セット)
主な用途 デスクトップPC、ノートPC、サーバー — 高性能を必要とする場面 スマートフォン、タブレット、軽めのノートPC、組み込み機器、電池で動く機器 など — 省電力・効率重視の場面
消費電力・発熱・効率 高め。性能重視なので電気を多く使いやすく、冷却が必要になることも多い。 低め。命令がシンプルで効率よく動くから、電池もちがよく、発熱も少ない。
ソフトの互換性・対応ソフトの豊富さ とても高い。古くから使われてきたソフト・ゲーム・ツールなど、多くが対応済み。 徐々に対応が増えてきてはいるが、特に古い x86/x64 向けソフトはそのままだと動かないことがある(エミュレーションが必要な場合もある)
得意 — 大きなデータ処理、高性能作業 ◎ 高性能な処理・複雑な処理、ゲーム、動画編集、大きなソフト、複数ソフトを同時に使うような重たい作業に向いている ○ 最近の ARM64 は性能があがってきていて、軽〜中くらいの作業なら十分。特に「たくさんのバッテリーを使わず」「静かに」「電気をあまり使わず」に使いたい機器に得意。
得意 — 長時間利用・省エネ、携帯性 △ パワーはあるが、電気をたくさん使いやすいため、ノートPCやモバイル機器では電池もちや静かさが気になることも。 ◎ 電気をあまり消費しないから、スマホやタブレット、バッテリー式ノートPC、軽いモバイル機器で、とても使いやすい。
苦手 — 古いソフト・特殊ソフトの互換 △ 基本的には幅広く対応。ただし古すぎる「16ビットソフト」などは動かないことがある △ x64(x86_64)向けに作られたソフトは、そのままじゃ動かないことが多く、「エミュレーション」や「対応版ソフト」が必要になることがある。
苦手/注意 — 重たい処理・高負荷作業 —(むしろ得意) △ とても重たい処理や、数値計算・動画編集など「高パワーが必要な作業」では、x64 のほうが得意な場合がある。最近は改善されてきているが、ソフトや用途によって差が出ることもある。

その他参考記事

💡CISCとRISCについて

ツールやソフトをダウンロードする時に「x64(AMD64)」か「ARM64(AArch64)」を選ぶ場面で、どちらを選べばいいか

どちらを選べばいいかは使っている機器がどのCPU/アーキテクチャによるかによってきまります。

調べ方(Windowsを例に)

Windows を使っているなら、
「設定 → システム → 情報(About/システム情報)」を見ると、“System type(システムの種類)” に「 x64-based processor」または「 ARM-based processor」と書かれている

さいごに

今回のツールのダウンロードをきっかけに、ARM64 用・x64 用で分かれているかについて少し理解する事ができました。
ARM64 用・x64 用さえわかれば特段困ることはないと思うのですが、少しでも背景?を知っておくことで見方が変わるのかな。。と思いました。
本記事が何か参考になれば幸いです。

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